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【竹本塾】新入社員育成のあり方を考える

2017.04

コラム

変化する新入社員の特徴

日本生産性本部が毎年発表している新入社員のタイプがありますが、2016年度の新入社員は「ドローン型」と命名されました。彼ら・彼女らは就活日程の変更や「オワハラ」のような大風にあおられながらも、無事、入社を迎えた社会人達ですが、例年からの変化として次の点が浮かび上がっています。

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新人社員の変化の傾向

  1. 売り手市場を背景に志望通り就職でき、やる気に満ちている新入社員
  2. 男性は管理職不人気、相対的に「管理職より専門職」傾向が強まる
  3. 「楽しく仕事をしていたい」(男性)、「定時に帰りたい」(男女とも)層が増加
  4. 「リーダーシップ上司」の人気は下降傾向、求められる「優しく、相談できる上司」

 

もちろん、新入社員一人一人は異なっており、一様の型にはめることに抵抗はありますが、傾向としては理解しておくべきではないでしょうか。問題は、このような新入社員に対して、企業側はどのようなアプローチで育成を図るべきか、です。

 

「成果をあげる人とあげない人の差は才能ではなく、習慣的な姿勢や基礎的な方法が身についているかどうかの問題である。」というドラッガーの言葉にもあるように、新入社員の育成は仕事への正しい向き合い方、学び方、行動習慣を重視すべきと考えられます。貴社の新入社員研修では、「ビジネスマナー」以外の「マインドセット」について、どのように扱っていらっしゃるでしょうか。

みなさまの会社では、「新入社員の育成担当として誰をつけるか」について、どれくらい時間をかけて議論し、こだわっていらっしゃるでしょうか。

人が成長する際の重要なファクターの一つは「」、すなわち「誰と一緒に仕事をするか」です。

先ほどマインドセットとについて記述しましたが、育成担当者がこれらを体現している先輩社員であれば理想的です。
真にやる気のある社員は何を望むか。最初の数年間、新卒の新入社員は生み出してくれる価値よりもコストが上回っています。よって、いかに早く一人前に育て、投資を回収するとともに継続的に成果を出してもらうかが、人事だけでなく企業としての課題です。その際、新入社員の中でもどの層を対象に育成プログラムを実施するかという点も検討すべきと思われます。


間もなく新年度、新入社員の受け入れ状況を振り返り、一度は根本的なことから再検討してみてもよいかもしれません。

株式会社SWITCH WORKS 代表取締役/人材開発トレーナー 竹本 幸史