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【竹本塾】リーダーとリーダーシップの違い

2016.12

コラム

周囲を巻き込み,引っ張っていくことはリーダーだけに必要な行動ではない

リーダーとリーダーシップは違います。
リーダーは,役割としてなさなくてはならない機能であり,リーダーシップはポジションに関係なく,『自らがリーダー役を買って出て,周囲を巻き込み,引っ張っていくことです。』多くの場合,リーダーとリーダーシップを混同しています。厳しくいえば,リーダーにリーダーシップが なければ,とんでもない話ですが,メンバーに、リーダーよりすぐれたリーダーシップがあることはありえる話です。リーダーシップが,トップや上位者にのみ求められているというのは大きな勘違いなのです。
職位が上のほうに行けばいくほど,リーダーシップがないことが目立ち,下へ行くほど,リーダーシップがあることが目立ちます。

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自分の仕事の裁量を超え、成果出すための行動がリーダーシップ

リーダーシップはその人の役割遂行に必要な手段に過ぎません。必要なのは,その人が自分の役割を責任を持って達成しようとするとき,自分の裁量内でやっている限り,その仕事は完結しないということです。そのとき,自分の裁量を超えて,人に働きかけ,巻き込んでいても,それを達成しなくてはならないときがやってきます。それが結果としてリーダーシップであるに過ぎません。
必要なのは,自分は何をするためにそこにいるのか,そのために何をしなくてはならないのかを,自分で考えれるかどうかです。みなさんはリーダーシップを発揮しているでしょうか。リーダーシップを発揮している状態についての設問を5つご用意させていただきました。自分自身が出来ているかどうかチェックをしてみてください。

  • 自分あるいは自分のチームは,組織の中で,何をするためにそのポジションにいるか,どういう形で貢献することができるか,をいつも自問しつづけ,自分なりの答えを出すようにしている
  • 常に上位者,周囲の同僚とのキャッチボールや報連相を心がけ,コミュニケーションの土俵を作り上げるよう努力し,組織のベクトルに合致するように働きかけている
  • 自分あるいは自分のチームの役割行動の中で,どこまでがやって当たり前とみなされているか,どこまでやって当然と期待されているかをいつも自覚し,それを実行するよう心がけている
  • 自分一人で動くのではなく,チームメンバー全体と,あるいは巻き込んだ上位者や周囲と,ひとつひとつ問題や情報を共有化して動くようにしている
  • どんな人とも自分や自分のチームの抱える課題や役割を積極的に語り,理解と共感を得られるよう努力している

立場の違いにより求められる行動に違いがあると思いますが、改めて立場に関係なくリーダーシップを発揮しているかどうか。それが結果として、組織で求められる「自律型人材」に成れているかどうかどうかです。

株式会社SWITCH WORKS 代表取締役/人材開発トレーナー 竹本 幸史