Topics

【竹本塾】リーダーシップ論 これからの時代に求められる「変革型リーダーシップ」

2016.11

コラム

これからの時代に求められる リーダーシップ とはなにか〜変革推進〜

今のビジネス環境を乗り越えるリーダーとは。そもそも、リーダーとはどういった存在なのか。まずはリーダーを定義します。リーダーとは、自分で課題を発見し、解決の方法を考え、自ら実行し、結果を検証して、新たに課題を発見するというサイクルを回していく中で、常に新しい考えを取り入れ、創意工夫を生み出す能力を持ち合わせているビジネスパーソンのことを言うのだと思います。しかし、これからのリーダーを考える場合、更に進化する必要があります。なぜなら、過去のビジネス経験だけでは、これからのビジネスを乗り越えていくことが困難だからです。外部環境要因の変化により、ビジネスのお客様・競合となる会社は様変わりしていきます。では、どういったタイプのリーダーがこれからの時代を乗り越えることができるのか。それは常に社会が何を求めているのかを考え、先を見据えて行動していくことができる「変革型リーダー」が求められているのです。では、変革型リーダーに必要な基本的要件を整理してみたいと思います。改めて自分自身の、もしくは自社のリーダーが要件を満たしているのか考えてみてください。

pic_topics10.jpg

①志・夢・高い理想

「自分自身の人生観・社会観・時代観」を明確に持ち、しかもそれを自分の言葉で話せるリーダーであり、使命感ないし志をもっている。

 

②変革のためのシナリオづくり、仕組みづくりが上手である

問題発見力とオリジナルな解決シナリオを持っているかどうかがポイントとなる。与えられた仕事ではなく、仕事をつくり出すというセンスが重要である。それは、雑多なかけら(ピース)から1つのまとまった意味体系をつくることのできるセンスをもっているかどうか、前例がないからやってみる、ないし新しい意味空間の創造ができるかどうかという能力である。

 

③会社内外のネットワーク、人脈づくり

危機になったときに誰が発言し、仕切っていくのかという意味での「社内の真のキーパーソンのネットワーク」を持っている、ないし知っていること。

 

④率先垂範の人である

 

⑤決断力がある

 

⑥逃げない

トラブルが起きるときこそ、逃げずに対処できる。

 

⑦たとえ話がうまく、聞き上手である――コミュニケーション能力が高い

誰にでもわかるように、説明できる。一方的な意見の押し付けをせず、部下の話もよく聴く。

 

⑧自らの私心、利害損失について自制的であること

 

⑨他者に対する優しさと、苦境におけるユーモアのセンス

 

これらを総合すると、変革型リーダーとは問題の仕分けができ、違ったものを統合することができる、他者に対する想像力、他者とつくりあげる意味空間のマネジメントができる人材であるといえます。
変革型リーダーシップをとれるリーダーになるためにも、幅広い知識や経験が必要です。また、向上心や挑戦する姿勢はこれからも絶対に忘れてはいけません。何事も自ら勇んで何でもやってみることが変革型リーダーになる上で必要であると思います。リーダーは恐れず、目の前の課題に果敢と立ち向かっていただきたいと思います。

株式会社SWITCH WORKS 代表取締役/人材開発トレーナー 竹本 幸史