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第1回 岡山駅前座談会リポート 2017.12.14【後編】
「今とこれからの仕事との向き合い方」

2018.02.05

座談会

「未来の話、していますか?」

竹本)ここで、みなさんにお願いです。今、こんな問題を抱えてるんだけど、もしかしたら、これは同年代の女性みんなにも比較的、共通する悩みかもしれないな、そんな悩みや問題があれば出してもらいたいと思います。いかがでしょうか。

鈴木さん)みなさんは、結婚とか出産とかについて、また、家庭を持った場合の仕事とプライベートの割合、仕事をどこまでできるかとか、どう考えていますか? ちなみに、私は独身です。

田中さん)私も同じようなことで悩んでいます。30代になって、やっとできる仕事が増えて、やりたいことも見つかったけど、それを実現するには、今、種まきして2~3年後に花開けばいいなあ、と考えた時に、その頃といえば「あ、もう子どものことを考えなきゃ!」笑)という出産のタイムリミットと重なるなぁ、と思ったんですね。現在のところ、結婚も出産の予定もないので、考えてもムダかなぁ、とは思うんですが。

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小銭さん)私も、やっと仕事に慣れてきて、仕事にやりがいを感じられるようになりました。確かにプライベートと仕事が両立できるかと言われると不安ですが、考えても答えは出ないので、最近は「成るように成る」みたいな(笑)。まず、やってみようかなと。やってみてダメだったら、その時に状況を踏まえながら考えたいと思います。だから、今は視野を広げていろいろ学びたいと思うし、仕事に対してやりがいを持っている、そういう自分を大切にしたいと思っています。

高橋さん)私は去年、結婚して、8年くらい勤めた会社を辞めました。仕事も覚えた頃だったし、ずっとやりたかった仕事だったから続けたかったんですけど、全国あちこち出張しないといけないので家庭との両立は難しいかなと思って辞めました。子どもも欲しいと思っています。でも、何年か後には仕事をしていたい。いつか復帰するとして、その時、自分に何ができるか、私にどれだけのスキルがあるか…。不安だからこそ、今のうちに極めたいと思います。反面、ライフスタイルに合った仕事をしなきゃいけないとも思っています。これまでと同じ仕事はできないと思うので、明確な答えは見つかってないけど、自分のできることで、尚かつライフスタイルに合う仕事を探して働きたいです。

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佐藤さん)私はIT関係なので、結婚して子どもがいても復帰している先輩をたくさん見ています。だから、なんとなく戻れるかな、と楽観的に考えています。でも、実際、自分がどうなるかはわからない。私も、結婚して出産しても働きたいけれど、この業界では1年経ったら言語も仕組みもガラリと変わる場合が多いから、産休・育休で1年ぐらい休むとして、復帰した時に、すぐ新しい技術についていけるか、という心配はあります。職場に戻れても置いていかれているという焦り、そこから勉強し直さなきゃいけないことも大変だなと思います。

入谷さん)私の職場には、結婚して子どもができても働いている先輩や同期がたくさんいます。だから、私も今のところは、結婚・出産しても、これまでと同じように仕事をしたいと思っています。時短制度もあります。悩みも相談しやすい環境だから、不安は小さいはずなのに、実際に自分が両立できるだろうかと考えたら、大丈夫かなという、不安がない訳ではないです。

金田さん)私は、今、できるうちはできることを、やれるところまでやってみようと思っています。私は結婚したばかりなので、子どもができたらできたで、ちょっと休んで、次に何をやるかを考えるつもりです。まだ、あまり深く考えず、今までどおりに仕事を続けているんですよね。ただ、子どもが産める期間はそんなに長くないので、今、みなさんの話を聞いて、ちゃんと考えないと、と思っていたところです。

苅田さん)私の職場には、出産後に復帰されている先輩もおられるし、会社専属の保育園があるので、子どもを預けることもできます。時短制度も整備されています。定時より2時間早く退社できたり、1時間遅く出勤できたり。だけど、家と職場が離れているので、仕事と子育ての両立となると不安はあります。また、専門職なので、子どもに何かあった時、急に「休みます」ということが難しい。職場に復帰しても、今の職業を続けられるかどうか。

竹本)何が結論かは難しいですね。お仕事の特殊性やライフスタイル、相手のパートナーの働き方も関係してきますよね。
未来は不透明なことが多いです。だからこそ、個人としてこうありたいという目標を設定して、できることに取り組む、というように、目的や目標を明確な状態にすることが大事なんじゃないかな。できることが増えて、自分のスキルが上がると会社に依存しなくて済むから、不安は消えていくはずです。
何の目的のために、どんな目標を立てて、どんなことに取り組んでいくか。
それを明確にすることが幸せにつながっていくのかな。
これは僕の意見ですが、そのために要望以上のことや、求められる以上のことを、目的と目標を明確にして取り組んでいく、それが一番かなと思います。
では、最後にひとことずつ感想をどうぞ。

鈴木さん)今まで知らなかった業種・業界の方、いろんな方が参加されていて、ワクワクしながら話を聞いていました。仕事はちがうけど、みんな働くことにすごく積極的だと感じました。「自分もそうありたい」と思っていたので、とても勇気をいただきました。

高橋さん)仕事や環境はちがっても、結婚とか同じような悩みを持たれていることがわかって、ちょっと安心しました。話を聞いてもらえたことで、自分がやりたいことも明確になったし、なんとなく気持ちを後押ししてもらったように感じています。参加してよかったです。

田中さん)こういう話をする場って、すごい大事だな、と思いました。普段、こんな話をする機会がないけど、もし職場でこういう話ができたら「みんな意外と熱かったんだね」と思えるかも。これまで何度も一緒に飲みに行っているのに、いつも今と過去の話しかしていませんでした。このことは今日一番の発見でした。有意義な時間を過ごせてよかったです。これからは積極的に未来の話をする人になりたいと思いました。

佐藤さん)「こんなことしたい」なんて、会社の人たちと話したことなかったんですよね。どうしても愚痴やネガティブな話になりがち。今日は前向きな気持ちになれました。みなさん、似たような悩みを抱えていることもわかったし…。自分だけじゃないんだ、という安心感もありました。参加できてよかったです。

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入谷さん)仕事に慣れ、同じ毎日の繰り返しで、モチベーションが上がらない時期でした。でも、今日、いろんな職業の方の話を聞いて、改めて自分を見つめ直せたことでモチベーションも上がり、いい刺激になりました。話を聞いてもらうことでスッキリしたというか、気持ちいいということもわかりました。私の職場には後輩が多いのですが、これまで後輩の話を聞いてあげてなかったなぁと反省しました。これからは、後輩と積極的にコミュニケーションをとって、悩みや思いを聞いてあげようと思いました。

金田さん)自分が話している時には、すごく楽しく話せたのに、私が質問する側になると難しく、ちゃんと聞けてるのかなぁと不安でした。聞くことの難しさを学ぶことができました。私も後輩の話をちゃんと聞けているかな、と改めて反省しました。しっかり聞く練習をしたいと思います。

苅田さん)社会人4年目なんですが、この4年間は自分の技術を上げることに必死でした。だから、将来の目標がはっきり見えないまま、ただ「頑張れ!」みたいな感じで仕事に没頭していたんですね。でも、今日、やっと将来の目標が見えてきました。自分の目標に向かって頑張っていけたらなって思いました。

小銭さん)普段は接する機会がない、いろんな業種の方に会えました。話してみると同じような悩みとか、似たような課題を持たれてる方が多く、少しホッとしました。自分の気持ちを話してスッキリする、そんな体験もできました。「今後どうしていきたいか」という未来像が明確じゃなかったことにも気づけました。だれかに話すことで客観的になれたら「こういう考えもあるんだな」という発見もありました。なかなかこういう機会がないので、ありがたかったです。

竹本)この2時間、「自分の未来に対する時間の投資」をしたと思って欲しいんです。僕たちって意外と、自分の未来に対して「時間の投資」をしないんですね。自分の将来のことを考えることは、その時間を投資していることにつながります。何か月に1回でもいい。通勤電車の中とか、スキマ時間を活用して、自分の未来について考える時間をつくっていただきたいと思います。

それでは最後に、自分自身に拍手!


参加者のみなさんは、座談会の後も話が絶えない様子で、スッキリした明るい笑顔のまま、なごやかなムードで名残惜しそうに、みなさんとの交流を楽しんでおられました。

(株)SWITCH WORKSは、これからも岡山で働く女性たちを応援するための座談会を定期的に開催して参ります。