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2018.09.20(木)
リーダーシップ開発プログラム “LDP研修×地域課題解決”     
 第1クール 第1回レポート(抜粋)

(トレーナー)

①株式会社えんのした/代表取締役 川路 隆志

②特定非営利活動法人岡山NPOセンター/代表理事 石原 達也

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<第1クールNPO法人について>
【テーマ】
病気を理由に入院もしくは自宅で療養中の病弱児を支援しています。これらの子供たちは、入院のために学習や体験の機会を奪われ、「勉強や、様々な体験をしたい」「学習や体験の空白を埋めたい」と願っているにもかかわらず、支援の体制が追い付いていないのが現状です。

【支援団体】 認定特定非営利活動法人 ポケットサポート 三好トレーナー

NPO活動:

ポケットサポートでは、病気の子どもたちやご家族を支えるための事業。

・学習・復学支援

・交流イベント

・各種相談・機関連携

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【1クール1回目】リーダー育成プログラム「LDP×地域課題解決」

川路トレーナーより「LDP研修の位置づけ」についての説明。

その後、全員の前で自己紹介タイム。

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SDGs(サステイナブル ディベロップメント ゴールズ)についての説明

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ポケットサポート 三好トレーナーより

*NPO法人/ポケットサポートについての説明

「ポケットサポート」の取り組みについて説明

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*はじめに… 病気で長い入院を経験したことありますか?
*子供にとって病気とは…


①入院
②家庭・学校など日常からの分断
③生活上の成約
④治療・検査という苦痛を伴う処置


*院内学級に通う子供たちの思い
ある小児がんの小学生女子がお母さんに言った言葉
「だって、勉強しとるときは病気のこと忘れられるんやもん」
*退院にまつわる誤解
「退院したらすぐ学校へ通える!は大間違い
*退院後、空白(ポケット)を感じる生活 ※社名の由来はポケット(空白)をサポートする


①退院直後、登校は2~3時間程度
②テスト受けるために頑張って登校
③余計に誤解を生む生活


*団体設立から現在まで
*認定特定非営利活動法人ポケットサポートとは
*子供たちを支えるための3つの柱
*病気の子供たちの現状はどうなっているの?
「入院中の子供たちが通う院内学級、設置率は病院全体の3割り程度」
「岡山県で病気やけがを理由に長期欠席している子供は1,000名を超える、

継続的に教育をうけているのはその中の9%~11%」

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*ポケットサポートが行っている支援
「ICT双方向WEB学習支援」
「ポケサポ夏祭り」
開催場所はバリアフリーの屋内
参加者やスタッフに対し、事前に病弱児の理解と感染や衛生面での指導
年4回のニュースレター
小児科に入院・闘病した経験者もスタッフ参加
啓発や病弱児のための講演会、研修実施
*岡山県教育委員会に復学支援窓口設置
*ここから今回のテーマ「幼少期より病気で入院や療養経験のある子供が成人していくときに必要な支援をより安定的に届けるには」への話題提供


*制度や多様化の狭間で…
「院内学級に通うために、長期入院と転校が必要」
「慢性疾患児の多くは障害者手帳は持っていない」
「院内学級は義務教育のみ」
「病気を抱える高校生たちへの教育支援は」


*この部分だけみると…
「学ぶ力、コミュニケーション力はあるが学歴高校在学中の21歳」
「通院や入院で会社を休みがちなアラサーのエンジニア」
「集団生活の経験が少なく、社会的素養が不足しているピアニスト」
「車椅子生活で外出が困難、病気のため活動時間も短い20歳の若者」


*実際は、意欲と実力に溢れている仲間
*捉え方を変えてみると
「病弱者の仲間なのか」
「仲間が病弱者なのか」
*先天性心疾患のK君のお話
*大人になっていく病気の子供たち

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QAコーナー

Q.「親へのサポートはどうなっているのですか」
 A.病気を持っている親を集めた座談会を実施しています。」別途、お金のサポートが必要とも考えています。

Q.「院内学級の仕組みがわかりません」
 A.一人の先生が全教科を担当しています。

 Q.「勉強以外のストレス発散の方法は何ですか」
 A.楽器を弾いたり、ゲームをしたり...運動制限があるのでスポーツをすることは、難しい状況です。カラオケがあればいいのにな...と思います。

 Q.「学校に通う場合、学校のサポートはありますか」
 A.看護師を配置するという話もありますが…実際は親が付き添いをする(共働き出来ない)ことが多いです。

 Q.「病気をしている人はどのような場所で働いているのですか」
 A.事務仕事が多く、体力があれば営業をしている人もいます。資格をとって施術している人もいます。人混みがだめな疾患の人もいるので様々です。

 Q.「院内学級では学ぶスピードの違いがあるはずですが、スピードを個人に合わせられるのですか」
 A.先生の力量や学校の対応によりまちまちです。

 Q.「このような情報を初めて知りました。情報発信は何かしていますか。」
 A.様々な広報をしてるが、当事者にならないと考えないのが現状です。どうすれば知ってもらえるのかは知りたいです。
 

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川路トレーナーより説明

*チーム活動に向けて
(講師)リーダーシップを開発することが目的、そのために世界的な取り組み(SDG’S)を知り、地域課題を知り、真剣に取り組む
それが職場で活きるリーダーシップへとつながる


*チームフラッグの作成
①チーム名
②コミュニケーションチャネル設計
③シンボルマークとスローガン
④役割分担

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・「LDP研修審査基準」について

本研修は、全6回の構成となっており最終回の6回目にはチームごとに発表。

その発表で「最優秀SDGs賞」と「優秀個人賞」を決定する。

そのための審査基準を受講生の方にお伝えし、意識して取り組んでもらう。

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