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【竹本塾 vol.40】コロナ騒動で変わる働き方。取り残される人と活躍できる人の違いとは?

2021.02.13

コラム

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コロナ騒動で変わる働き方。
取り残される人と活躍できる人の違いとは?

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による経済への影響は、非常に甚大なものになっています。
人の流れが止まり、経済活動が大きく制約を受ける状況がいつまで続くのか。
新型コロナウイルスによる経済活動の制約は、われわれの仕事や働き方にどのような影響を与えていくでしょうか。

リモートワークによって気づかされる当たり前の存在

仕事に関しての大きな変化は、まずリモートワークの増加が挙げられます。

もちろん業種にもよりますが、それは「会社に行かなくてもけっこう仕事はできる!」という気付きにつながっています。

「この会議、なくても全然問題ない」などと実感している人もいるでしょう。

 

ただし、良いことばかりではありません。

 

1人で仕事をすることに慣れていない社員はよく集中できる半面、

切れ目なく仕事をしてしまうので3日続けて仕事をすると精神的にかなり疲弊すると言っていました。

また、社内外の会合や会議などに参加すると、どこも新型コロナウイルス前より活気があります。

 

仲間に直接会えることの大切さ、会社で同僚と世間話も交えながら一緒に仕事を進めていく面白さを皆さん改めて感じているようです。

 

つまり、新型コロナウイルスをきっかけに、今まで行われていた無駄な業務やタスクがあぶり出される一方、

これまで当たり前に存在していたことがなくなって、その価値が浮き彫りにされる現象が同時に起こっています。

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多数の感染者と死者を出している今回のパンデミックは非常にネガティブな話ですが、そのなかにあえてポジティブな面を見いだすとすれば、

これまでのムダや価値ある業務の顕在化が、会社や働き方をよりよい方向に変えていく機会になり得ることでしょう。

今回はかなり特殊でインパクトが大きいですが、ビジネスに景気変動はつきもので、景気が下を向いた時に無駄を削り、会社を筋肉質にするのは常道です。

 

加えて、毎日オフィスに社員が集まって仕事をするという前提が強制的に変わり、働き方も人の思考も大きく変化しつつあるのですから、それを生産性の向上に生かさない手はありません。

リモートワーク化においての
セルフマネジメントの重要性

リモートワークが一般化し、オフィスで上司が部下の姿を直接見る機会が減ると、

マネジメントの仕方はより成果主義的な方向にシフトすると思われます。

つまり、働き方はそれぞれに任せて、パフォーマンスさえ上げてくれればよいという方向です。

当然、評価の仕方も業務プロセスを含めた成果の比重が高まるでしょう。

 

個人の側に目を向けると、働き方の自由度が上がりパフォーマンスで評価されるようになったとき、

より重要になってくるのはセルフマネジメントです。

自律的に働けない人は、継続的にパフォーマンスを上げることができません。

 

会社に毎日通勤していたときは気分が重い日でも、

朝礼でとりあえず大きな声で「おはようございます」とあいさつしていれば気持ちは引き締まるし、

ダラダラした気分のときも上司や先輩から「進捗はどうなっているんだ」と突っ込まれればシャキッとするでしょう。

朝礼は古くさいと評判が悪いですが、会社に行けばそうやって周囲からエンジンをかけてもらえる仕掛けがいろいろ用意されているわけです。

 

しかしリモートワークが主になると、しんどいときでも自分でエンジンを回す術が必要になります。

逆にあまり自分を追い詰めすぎると、「こんな自分ではダメだ」と精神的に参ってしまいます。

人間は四六時中、仕事に集中することは不可能で、ずっと考えていれば必ずよいアイデアが浮かんでくるわけでもありません。

適度に休んだりリラックスしたりできる術が必要です。

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すなわち、新型コロナウイルスのパンデミック後の働き方として従来にも増して重要になるのは、

自分のパフォーマンスを一番発揮できる状態をつくるという意味でのセルフマネジメントです。

 

誰も見ていないからと株のトレードをするのは自由ですが、

パフォーマンスに影響を与えるようではいけないわけです。

 

セルフマネジメントがうまくできない個人や組織は今後、

時代の変化に取り残される可能性が高くなっていくと思われます。