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2019.01.22(火)
リーダーシップ開発プログラム “LDP研修×地域課題解決”     
第1クール 第5回レポート(抜粋)

(トレーナー)

①株式会社えんのした/代表取締役 川路 隆志

②特定非営利活動法人岡山NPOセンター/代表理事 石原 達也 

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<第1クールNPO法人について>
【テーマ】 病気を理由に入院もしくは自宅で療養中の病弱児を支援しています。これらの子供たちは、入院のために学習や体験の機会を奪われ、「勉強や、様々な体験をしたい」「学習や体験の空白を埋めたい」と願っているにもかかわらず、支援の体制が追い付いていないのが現状です。
【支援団体】 認定特定非営利活動法人 ポケットサポート

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・過去の研修の振り返り

過去の学び(NPO法人ポケットサポートさんから提出されたテーマを基に、問題解決ステップ、ペルソナの作成、マーケティングで重要な点

①.強みへの集中 ②.あらゆる関係者を知る     についての振り返りを実施

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チェックイン(今年、挑戦したいこと)


・社会課題解決のための事業におけるビジネスモデルについて考える
 サービスの提供相手(支援相手)から対価がもらえないことも多い。

 

こういった「視点(多面的)」を持つことも解決策を考えるうえでは重要。

1面からのみの視点だけでは、社会課題は解決しない。

 

(事例)「子供電話相談の場合」について考える

→「電話相談相手の子供からは対価がもらえない。誰から対価をどのようにもらう?」

 

(グループワーク)

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他社の事例紹介

・社会法人むそう

→知的障害をもつ方が鶏飼育をおこない、卵を生産。それを使ってラーメン屋さんも開業、もちろん、店員さんは障害をもつ方。決まったことを正確にできる能力が発揮されている。

 

・過疎と戦うインターネット古書店 エコカレッジ

→島根県の過疎地で廃業した工場地を活用して古書の在庫倉庫とし、インターネットを活用して販売。専門書を安く多く所蔵できるメリットを活かす。職員に障害者も雇用し、在庫管理を行う。

 

・NPO法人 TABLE FOR TWO

→社員食堂等でカロリーを抑えた食事を提供して肥満を解消すると同時に、食事代の一部(20円:途上国の1食分の食事代に相当)をアフリカの学校給食支援にあてる運動を展開。

次回の発表にむけてのグループワーク

・最終発表に向けて「内容」と「見せ方」を詰める

※プレゼンテーションの枚数は自由です

 

・何を言うか? What so say?

・どう言うか? How to say?

 

(例)Apple スティーブ・ジョブズのプレゼンテーション手法

 

①悪役(課題)➣どれだけ大変か

まずは今の状況がどれほど、大変・不便なのかを昏々と説明

 

②正義の味方(解決法)➣どれだけ変わるのか

それを新たなサービスがどのように変えるのか、どれほど便利になるのか

 

〜当日のプレゼンテーションを想定した打ち合わせの実施〜

 

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戦略および課題の設定

過去の研修の振り返り

1回目の自己の目標設定シートを基に振り返り(目指すべきリーダー像の書き換えも次回実施するが、改めて振り返ってどうか)

自分がリーダーとして大事にしたい「軸(原動力)」はぶれずに意識しているのか。

 

2回目はコンピテンシー(対人・思考の2面で構成)の理解。コンピテンシーとは、結果に繋がる思考と行動の特性である。リーダーとして大事なのは、コンピテンシー。その要素として「心体技」が重要。自分のコンピテンシーの鍛えどころを考えた。コンピテンシーの発揮はまずは、1点突破で良い。コンピテンシーにはレベル(階段)がある。

 

3回目はコンピテンシーの対人にフォーカスし、プレゼンテーションスキルの習得を目指した。プレゼンテーションに必要な要素(立ち居振る舞い、話し方)

 

4回目はコンピテンシーの思考にフォーカスし、問題解決思考の習得を目指した。ロジックツリー×MECEで考えることの重要性を理解。思いつきで問題を考えるのでは、漏れがでてしまう。「広げて絞る」

 

Q1.なぜ、問題解決のステップが重要か?

 

Q2.問題解決の技術を説明してください

 

Q3.良い理想(目標)とはなにか?

 

 

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本日の学びの目的

リーダーシップとはなにか?その本質の理解

・自分たちの仕事にどう活かすか?を考えはじめている状態を目指す

 

〜地域課題解決を通して、リーダーシップ開発を実現し、成長回路を自分で回す〜

 

(質問)リーダーシップとはなにか?

→グループワーク

 

受講生の意見

目標を達成する力

決断力

人を動かす力(統率力)

他者の力を引き出せる

 

それぞれ、リーダーシップの定義が違うので、AとBそれぞれの上司が求めるリーダーとしての行動が違う

 

定義

リーダーシップとは、「 人 」とともに「 課題を解決する力 」のことである。そしてこの力は鍛えることができる。個人、零細でも必要か?→「 YES!」

 

〜リーダーシップとは、大企業に属する人だけ必要なのではない、リーダーという職種だけ必要なのではない、もちろん年齢も関係ない(特定の誰かにだけ必要なものではない)〜

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リーダーシップ事例研究

事例研究資料を用いてワーク

【事例研究資料】

岡山県で室内装飾業を営むX社の片山社長。昨年、創業社長の急逝に伴って社長に就任しました。
職人を中心に10名の従業員を雇っています。
不景気が続く中、極めて厳しい事業環境が続き、X社も売上を落としていますが、何とか赤字スレスレの状態で踏みとどまっています。
実は、社長は従業員を束ねる難しさに直面しているのです。


●ベテランの職人たち

①お客さんに対する言葉遣い、態度などには問題が多い。
②社長は手先が不器用で、職人は出来ず大口の工務店を対象とした営業担当。
③職人に厳しいことを言えない。
④半年前に「現場のチェックシート」を作成し、職人に渡しましたが、使われている様子はありません。
⑤さらに、今月になって複数の若い職人が「辞めたい」と申し出てきました。理由を尋ねたところ、「社長にお話しても仕方ありませんから」としか応えてもらえませんでした。
片山さんの悩みは日に日に深くなっています。。

【質問】

Q1.片山さんは、職人及び従業員の目にはどのような人物として映っているでしょうか?

Q2. 片山さんが従業員を束ね、リーダーシップを発揮していく上でクリアしなければならないことは何でしょうか。

Q3.皆さんが片山さんならば、どのようにこの事態を打破しますか。

 

 具体的にアイデア出ししてみましょう。

 

発表

チーム81

 

A1. *親の七光り

  *信用していない

  *現場を知らない、逃げた

  *人に相談しない

  *社員のことが見えていない

 

A2. *社員に信用・信頼される

  *同じ方向を向いて仕事をする環境づくり

  *現場の状況と人間関係理解

  *線引きをやめる(職人・営業等)

  

A3. *社員面談(働く目的等)

  *本音でぶつかる

  *社内会議(部署を超えて)

  *チェックシートではなく自分で現場に出向いて注意や手伝いを行う

  *各社員の仕事内容の理解と把握

  *マニュアル

  *お客様アンケート

  *社内表彰

 

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チームTOMMY

 

A1. *現場の(仕事・管理)が出来ていない

  *2代目社長

  *なめられている

  *社長としての自覚がない

 

A2. *経営者としての自覚がない

  *業務改善(見直し)

 

A3. *ベテラン職人は解雇

  *個別ヒアリングで問題の特定

  *会社を営業販売へ方向転換

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Team BLUE

 

A1. *頼りない、生意気、手先が不器用

   *現場のことを分かっていない

   *先代とは違う

   *言わないといけないことを言っていない

   *営業マンとしての力はすごい

 

A2  *職人と従業員との関係性の改善

   *逃げずに伝えないといけないことは伝える

   * 先代とは違うやり方で束ねる方法

 

A3.  *(ベテラン)職人の中から1人でも2人でも中心となり職人をまとめ協力、行動してくれる人を探す

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解説

A1.*頼りない。

    *生意気。

      片山さん自身は、頑張っていると思っていても現場の人たちは「当たり前だと思っている」

 (片山さん) リーダーとして、多様な見方をする必要がある

 ⇒いてもいなくてもどうでもいい存在。

 

A2.*トラウマを、乗り越えなきゃいけない。

    *片山さん自身が「リーダーシップ」を理解する必要がある。

    *自分を支える軸をはっきりさせなければならない。

   (リーダーシップとは何か?)

   リーダーシップ 普遍の2軸

 

①「課題・仕事」の軸

業績に対する関心(執念)

 

②「人・組織」の軸

人に対する関心(執念)

 

片山さんには、「執念」がある?

⇒現場をひどいと感じて起こした行動は、「チェックシート」を渡す

 業績に対する執念は感じられない。

    人に対する執念も感じられない。 

リーダーシップを発揮=コンピテンシーを発揮

 

コンピテンシーを発揮するために必要な要素(心技体)

 

・心(何のためにやっているのか、本当にこの仕事をやりたいか)

⇒自分を見失っている

A3. *自己開示能力を発揮する

  *自分に出来ないことを、簡単にされていてすごいと褒める

  *今、こういうことに悩んでいるという事を素直に相談する

  *自分がどうしたいのか「意思」を伝える

  

       *人の話を聞く(ヒアリングスキル)

       *従業員の話を聞いてあげる。

話を聞いてくれる姿勢を見せることで相手が自己開示してくれるようになるかもしれない。

個別面談をする際

おススメする流れ

契り結び

①感謝

②方向性(こういう職場にしたい、こういう会社にしたい)

③期待(その人に対する期待)

④質問(協力していただけますか)

      ↓

ほとんどの人が「わかりました」と言う。

しかし、それでも「NO」と言われる場合もある。

⇒お互い不幸せだから退職に導くという方法もある。

 

個人の面談の時だけではなく、日常にも取り入れられたらベスト。

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「リーダー」:人とともに課題を解決する

・自分たちの資料の振り返り 個人

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・仕事をする上では、リーダーという立場じゃなくても、「リーダーシップ」が必要であるということを学んだ。

 

・仕事をする時には、相手の良いところを知り、どのようにサポートをするのが良いのかを考えていきたいと思った。

 

・物事に対する「執念」がないと目標に向かって頑張ろうという力は弱くなってしまうということを知れました。