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2019.02.13(水)
リーダーシップ開発プログラム “LDP研修×地域課題解決”     
   第2クール 第5回レポート(抜粋)

(トレーナー)

①株式会社えんのした/代表取締役 川路 隆志 ② 特定非営利活動法人岡山NPOセンター/代表理事 石原 達也

②NPO法人 岡山・ホームレス支援きずな/相談員 川元 みゆき

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<第2クールNPO法人について> 
【テーマ】「岡山の貧困の状況と、『自己責任』を問わない地域社会
      を作るには」
【支援団体】NPO法人 岡山・ホームレス支援きずな 川元トレーナー

NPO活動:

・ホームレス状態になるおそれのある人々、ホームレス状態に置かれた人々に対して、積極的な関わりを持ち、さまざまな社会資源を利用して衣食住の確保や就業の機会の確保など、社会的な自立に向けた事業を行っています。

・ホームレス状態にある人々へ応急援護、相談、自立のサポートおよび実情把握による支援事業

・ホームレス状態から自立した人々への地域定着のためのパーソナルサポート、アフターケア事業

・生活困窮者自立支援法に基づく一時生活支援事業(岡山市委託事業)、自立準備ホーム(岡山保護観察所委託事業)の運営 など

*きずなではホームレスは単に家がない人をさすのではなく、社会的にも孤立していることをさします。

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利根さんよりこれまでの振り返り

・社会課題解決のための事業におけるビジネスモデル

社会問題解決のための事業では対価をもらえないこと多い。

例えば…〈こども電話相談〉

1年間500万円の維持費が掛かる。子供は対価を払わない。

どうすればいいのか。

チームで相談10分、その後発表。

「広告?」

「セミナー?」

ヒント:これをすることによってどういう価値を見出せるのか。

    それをいいと感じてくれる人はどのような人か。

    それをかみ砕いで考えていくことで、答えが見えてくる

              かもしれない。

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チームごとに発表

(FMイマニシ)

 ・国や県からお金がもらう。

 (教育委員会など電話対応できないでしょう。そこを我々が対応するという事でもらう)

・募金など

(チームSW)

 ・セミナー講演料

(チームメガネ)

 ・相談内容を聞いて、それを教育委員会などに報告を入れて解決することができるのでは。

 そこからバックを頂く。

 

チャイルドラインおかやま様の例を紹介

・子どもの状況や悩みのデータの価値

・それを必要とする企業の方へ提供

・支援者を募る

・働く人の価値を見出す

・資金を頂く側といい関係を作って、この事業を価値として見出していただく必要がある。

⇒今回のテーマも同じ。

 

・社会課題解決のための事業におけるビジネスモデル(資料p.10)

第1の顧客:サービス提供相手

第2の顧客:活動や事業の支援者・支持者

第3の顧客:課題の利害関係者 などなど

 

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石原さんに交代

・社会課題解決のための事業におけるビジネスモデル

●社会福祉法人むそう様の例

・跡継ぎのいない自営農家

・就労が難しい知的障がい者

ここを組み合わせ「農福連携」と言われている。

●エコカレッジ様の例

・都市部の場所不足

・中山間地域の空き家

●TABLE FOR TWO様の例

・先進国のメタボ

・発展途上国の飢餓

マイナスとマイナスを掛け合わせていく。そこでウィンになるものであれば、費用をあまりかけずに事業として成り立つことができる。

 

・状況の把握、課題解決、手法展開について

「皆さんの事業は、誰にどんな価値を提供し、資金を得るか。」

最終発表に向けて「内容」と「見せ方」を詰める。

※プレゼンの枚数は自由

*何を言うか?

*どう言うか?

(15分間全員登壇する)

・スティーブ・ジョブズのプレゼンテーション手法の説明

15:10まで作業。途中休憩は適宜とってよし。

 

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進捗報告

 

(チームFMイマニシ)

30%

構成は90%できている。

しかし解決策が決まり切っていないので、そこが30%の理由。

(チームSW)

60%

構成はできているので、もう少し内容を詰めていけたら。

(チームメガネ)

40%

9ページのうち5ページで来ている。まだ担当が決まっていない。

川路先生のパート

・解決策が見つからないなど、竹本さんに相談を。

・前回までの振り返り

 Q1 なぜ、問題解決のステップが重要か?

 Q2 問題解決の技術を説明してください。

Q3 良い理想(目標)とは何か?

 上記3問をチームで1人1問ずつ担当し、2分間で振り返った後、説明できるように。

 2分振り返り後、チーム内1人1分で説明。

【川路先生より振り返り】

Q1・決め打ちを防ぐことができる。

   ・再現性が高まる

   ・説得力が高まる

   ・関係者との議論ベースとなる

Q2・MECEで「漏れなく、ダブりなく」可能性を拡げる。

   (決め打ち、思い込み×)

   ・ロジックツリーを使って、課題や解決策を広く深く論理的に追及する。

   (筋を通す)

Q3・SMARTモデルで理想をハッキリさせているか?

 (見えない島にはたどり着かない可能性が低い。)

 

講座終了までに目指したい状態の振り返り(初日にやったこと)

 

  • 一人ひとりが地域課題の解決を通して、自身の「リーダーシップ」を開発し、自らの成長回路を自律的に動かし始めている
  • そのうえで、自らが目指す「リーダー像」を描き、実現のための課題等が見つかっている
  • 参加者同士の得手不得手、仕事への価値観が共有され、終了後も高めあう「仲間」としての関係性が生まれている

 

リーダーシップとはなにか?(グループワーク→付箋への書き出し→ホワイトボードへ貼りだし)→貼りだした内容について、ほんとにそれだけなのか?MECEになっているのか?の講師からの問いかけ。合わせてリーダーシップがある有名人で思いつく人はだれか?の問い。様々な人が思い浮かぶが、リーダーシップの定義はあいまい。要はどういうことができていればリーダーシップがある人といえるのか?

 

(定義)リーダーシップとはなにか?

リーダーシップとは…「人」とともに「課題を解決する力」のことである。そしてこの力は鍛えることができる。個人・零細企業でも必要なスキルである。人をまとめる力と課題を解決する力の2つが必要。講師からの問い「リーダーシップは、新入社員でも必要か?」生きている限り、生活すべての人に必要なスキル。

 

(リーダーシップ事例研究)

内容について講師が音読し、その後個人で5分間、問いに対する回答を実施→グループワーク(模造紙にまとめる:25分間)→その後発表

 

(チームごと発表)

 

(ケーススタディ解説)

Q1.頼りがない、尊敬できない、舐められているというみなさんの意見は分かるが、片山さん自身はどう思っていると思うか?実は意外と「やれている」と感じているんではないか?

にもかかわらず、職人は好き放題。片山さんは自分のことを、どのように感じているか、感じてもらっているか、それは様々な視点で見れることができる。そういった視点の違いをこのケースを通して学んでほしかった。

 

Q2.リーダーとして、過去のトラウマ(職人として挫折)はクリアしなければ、いけない。現場に行くのは、馬鹿にされるかもしれないと思うと、足が遠ざかることはあるが、向かわなければならない。あとはリーダーシップを正確に学ばなければならない(=リーダーシップ普遍の2軸→課題・仕事の軸、人・組織の軸)

片山さんの行動は業績、人に関する執念がある行動か?ただ、チェックシートを渡しただけで執念があるといえるのか?自分の想いも伝えず、職人のことも理解しようとせず、それで人がついてくるのか?やはりリーダーシップを発揮するには、過去に学んだコンピテンシーにいきつく。片山さんは全くコンピテンシーを理解できていない。ただ、日々の業務の中でコンピテンシーを発揮するには、前提条件がある。それは、心体技の「心」があるかどうか。本当に自身が取り組みたい心がなければ、取り組まない。

 

Q3.片山さんが取り組まなければならないコンピテンシーは数多くある。コンピテンシーの中身を理解し、何に取り組んでいくかを詳細に設計する。

 

(個別面談を通して、自分の方に向かせる手順の紹介=ヒアリングスキル)

  • 感謝を伝える
  • 方向性を示す(想いの伝達)
  • 期待を示す
  • 質問

本日の振り返り

・本日の学びのポイント

・学びで得られた発見、気づき

・自分たちの仕事にどう活かすか

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