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2019.03.13(水)
リーダーシップ開発プログラム “LDP研修×地域課題解決”     
   第2クール 第6回レポート(抜粋)

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<第2クールNPO法人について> 
【テーマ】「岡山の貧困の状況と、『自己責任』を問わない地域社会
      を作るには」
【支援団体】NPO法人 岡山・ホームレス支援きずな 川元トレーナー

NPO活動:

・ホームレス状態になるおそれのある人々、ホームレス状態に置かれた人々に対して、積極的な関わりを持ち、さまざまな社会資源を利用して衣食住の確保や就業の機会の確保など、社会的な自立に向けた事業を行っています。

・ホームレス状態にある人々へ応急援護、相談、自立のサポートおよび実情把握による支援事業

・ホームレス状態から自立した人々への地域定着のためのパーソナルサポート、アフターケア事業

・生活困窮者自立支援法に基づく一時生活支援事業(岡山市委託事業)、自立準備ホーム(岡山保護観察所委託事業)の運営 など

*きずなではホームレスは単に家がない人をさすのではなく、社会的にも孤立していることをさします。

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第6回目は、成果発表を行ないました。

発表順⇒①チームメガネ

    ②チームSolution Works

    ③チームFMイマニシ

 

 

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(チームめがね)

問題提起

ホームレス状態の人たちが集う場所が地域に開かれた拠点として、その地域の中で続けていくには?

安楽亭の運営がホームレスのみの施設運営になっているのではないか。

理想

目指すべきは、全ての人に対して使う事ができる施設運営!!

対象となる相手

〈直接の相手〉

・NPOきずな

・公共機関

〈間接の相手〉

・ホームレス

・地域住民

・施設利用者


問題・原因

  • ホームレスのみの施設運営になっている。
  • ホームレスのイメージのみで疎外されている。

解決策①

施設ゾーニング

・施設の建物形状による解決策

・外観デザインからなる解決策

解決策②

建物の取り組みとNPOの取り組みでGOOD DESIGNを受賞することでイメージを払拭する。

〈グッドデザイン賞の応募コンセプト〉

従来の「ホームレス」のイメージをくつがえすため、スマートな施設、地域に開かれた拠点として、社会復帰の拠点の場を生み出す。

〈費用・日程〉

費用:一次審査料:10,800円

   二次審査料:57,240円

   受賞パッケージ料:156,600円

   (合計)224,640円

日程:2019年グッドデザイン賞応募日程

応募受付期間:4/3~5/23

一次審査:5/24~6/26

二次審査:7/5~9/3

これから建てられるという事なので、ぜひこういう取り組みをして見られてはいかがかと

コメント

きずな 荒井様より

建設関係の会社の方から、今まで自分たちには発想のなかった「グッドデザイン賞」という提案を頂いてとてもよかった。僕自身、まだ「グッドデザイン賞」のメリットがわかっていない分、過去にもそういうことをされたことがあるのか知りたい。お客様に進めたことはありますか?

→うちにはない。建物だけでは受賞できず、社会的背景も必要。

もし実際に進めている人の声があると、こちらとしても動きやすくなるという所もあると感じた。

→お客様への取り組みではないが、会社としてはセキスイハイムさんが取り入れられている。自社構造で施工して、組み立て式、Co2削減、地域住民への環境的配慮などを踏まえて、の受賞。

もし、グッドデザイン賞の応募しようと決めた場合には、相談に乗ってもらえますか。

→もちろん、できます。営業は、笹井、工務は本日欠席の吉岡、応募は私、デザインは同じ会社の三宅で担当いたします。

 

利根さんより

チームメンバーたちの住宅メーカーの特性をだしてくれていたのは、面白く感じた。

解決案1で、そもそもの施設をつくる、いろんな役割がある施設になったほうがいいと言ってくれたのは、そういった建物の何か先行事例など参考がありましたか?

→小さいころの経験を思い出し、地元の公民館をイメージした。

 入ると漫画や本があり、フリースペースで、高齢者と生け花や囲碁をしたことがあった。

 そのイメージを持って話し合いをしていた。

→一方でメンバーの中では、ホームレスの方とかかわりを持ちたい人がどれだけいるのか?という事もずっと話をしていた。団らんスペースは設けた方がいい。それ以外は、直接行き来ができない、それ以上は踏み込めないように、全くつながりがない施設にした。貸しスペースなどもプライバシーが必要。だからそれが保てるようにした。

もう一歩踏み込むならば、図面まであれば、イメージしやすかった。

 

 

 

川路先生より

グッドデザイン面白い。エコ便のはなしもあり、インパクトもあるので、実現したらマスコミの人も取り上げてくれるかもしれない。可能性感じた。きずなの方も言われていた通り、考えたことがなかったことで面白かった。

他に良いなと思った点は、数字で、ホームレスになった理由について一般の人がどうイメージとしているかを伝えたところ。約6割から7割の人は、本当になりたくてなったのではなくて環境の影響でなってしまったと認知しているということ。そういう数字を示してくれて、社会復帰の拠点を考える流れは、「なるほど」と思い、素晴らしかった。

他に確認したいところは、そもそもゾーニングは可能なのか。

どういう場所で進行しているのか、仮にやろうとしたら物理的に可能なのか。建物は見られたりしましたか。

→そこは私どものコンピテンシーが発揮できなかったところです。

「どういう敷地に移転するのか、聞けばよかったね」と研修後に話していた。

僕も実際はまだ見てないので、どういう所に出来るのかというのがひとつ、それには、当然お金がかかるが、どこから引っ張ってくるのかという所が気になった。

仮にでも、どれくらいの敷地、(メンバーが)建築関係なので、それくらいだとこのくらいという、ざっくりした金額でもあれば納得しやすかった。

社会復帰の拠点の場というコンセプトは素晴らしい。

ハードはイイが、ソフトの面ではどのようにしていきますか。

社会復帰がテーマであれば、この中に社会復帰を促す支援などがあればいいと思ったが、分断する話もあったから、団らんスペースで、一般の人と交わることがあるのか、その辺がどうなっているのかが気になった。

→そこは、答えとしては出せれなかった。

 

 

石原さんより

公民館の話があったが、実際にすべての人が使う施設って実際は存在しないんじゃないかと思う。具体的にはどのような人が多く使うイメージだったのか。ホームレスの人以外の利用者は。

→施設のゾーイングにあったのですが、建物の外観をおしゃれにすることで、行ってみたくなるように。若者もターゲットに。可能かどうかはわからないが、団らんスペースで、コーヒーも出したり、屋台なども運営してそういう所を作ったら来やすいのかなと。

その施設はすべて、きずなさんが運営し、ホームレスの人が働くするのですか。

→そこで働くのはホームレスの人。

そこで仕事が生まれるということですね。

(チームSolution Works)

ホームレスとは?

・ホームレスの定義

・「ハウスレス」と「ホームレス」の違い

・なぜホームレスになってしまうのか

・26歳K君の事例

・NPO法人 岡山・ホームレス支援きずな の取り組みについて

理想とする拠点は?

  • 日常的に地域住民と挨拶やコミュニケーションができる関係づくり
  • 地域全体がホームレスに対して理解を深める。
  • ホームレスの特技を活かし、それが地域にとって必要な存在・拠点となる

拠点を作り上げる上での問題点は?

「イメージが悪い」「そもそも関心がない」

・見た目が清潔でない

・近づくのが怖い

・仕事をせずに楽をしている

・ホームレスの実情を知らない

解決方法としては

地域に必要な存在となる“ホームレスの方々“

  • 町内会での理解

拠点を置く町内会に理解されるよう、周知活動を行う。

  • 清潔にする

定期的に入浴する。清潔感のある洋服。

③ 地域に対しての情報発信

  SNS、ポスター、チラシ

きずなさん主体で、ホームレスの方に拠点周辺の交通整理

・近隣学校と連携し、登下校の時間帯の整理

・夜間の防犯

拠点周辺の清掃

ホームレスの特技を活かした活動

・自転車関連事業(修理・販売・シェアサイクル)

・結果的に利益(対価)が得られる事業となることが目標

ホームレスの方の特技は、「なんでも自分で修理すること」

大量の空き缶を引く自転車、テントの中で聞くラジオ。壊れたらどうするのか。きっと自分で直して使っているはず。

NPO法人 Homedoorの「HUBchari」の紹介

(ホームレスの方の雇用の創出、大阪市内で問題になっていた放置自転車の問題解決)

放置自転車・岡山市管轄で撤去~処分OR組合の小売店で修理・販売

     ・岡山駅周辺の放置自転車 約3,000台(全国ワースト5位/2005年)

修理・岡山市協力のもと、放置自転車を譲り受ける。

・拠点にて修理

販売・拠点にて地域の方へ販売

  ・入学シーズンなど、自転車が欲しい大学生に販売

  ・防犯登録シールのように「きずなシール」をはり、壊れたときは拠点に行けば無料で修理をしてあげるようなサービス。

  ・処分も手間がかかる不要な自転車は、(まだ走るのであれば)拠点に返してもらうことで、修理・販売を行う。

  ・自転車の販売価格は、格安でと想定しているが、自転車なので、それなりの金額で売れるはず。

 ・修理する自転車は、放置自転車等を無料で譲り受けることができれば、収益が見込めるはず。

この提案の良いところ

 ・自分の手掛けたものを人の手に届ける、人の役に立てるという実感をできるところ

まとめ

 ・炊き出しや夜回りから、「ひびき」「なごみ」「安楽亭」にきたホームレスの方が、拠点へ来ることによって、地域貢献や就労、貯金などできるようになり、自立をする。

 ・人の役に立つことの実感が、より自立へと近づけてくれるはず。

 ・実際に自転車事業の弊害、実現可能かどうかまでは検討できなかったのですが、きずなさんがより良い環境で維持されるための提案をさせて頂いた。

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きずな 荒井様

ご提案有難うございます。

これまでの活動等かなり具体的なところまで知っていただき、その上での具体的な実践的な提案で、まとめていただき好印象。

細かいところまでは詰められていないという事でしたが、自転車というところに突っ込んで考えてくれていた。

データは古かったが、現在市として、今の時点での状況はどうか。どれくらいのニーズがありそうか。

→調べてみたが、2005年が新しく、今の現状のデータがなかった。

新しいデータがあると、響いてきたのではないだろうか。

全体として、細かいところまで考えられていた。

丁度、新しい拠点に移るあいさつ回りを、先週今週でしていた。

まさに、地域で貢献できるような場となるよう、意識していきたいと思った。

地域の清掃活動などは、やろうと思っていた。

登下校の交通安全の見回りなど、新しい視点で参考にしたくなった。

 

石原さん

実際にK君の事例があり、良かった。

K君はどうなると、こういう風になる。具体的にK君がこういう所で働くと、こうなる、みたいな話が入っていると、全体を通して良くなる。

見た目がホームレスの人たちのイメージがイメージを悪くしているとか、関心がないから関わらないみたいな話があったが、例えば、表面的な見え方をある意味自転車屋さんみたいにするということ?拠点の場をイメージの悪くない利用しやすい状況を作るというはなし?

→それもいいですね。あまり見た目などまでは、どういう風にするかまで決めらていない。

最近おしゃれな自転車屋が結構あるし、改造したりする人もいる。そうなればと感じました。

 

川路先生

お疲れ様でした。

プレゼンテーションを皆さん練習されたのが伝わり、すごく聞きやすかったです。実際にきずなさんのことを理解した上で話しているのが伝わってきてよかった。ちゃんとそういうことがわかった人が話しているという事がわかってよかった。

事例をパクるわけではなく、地元の現状と合わせて、何ができるか考えて提案していているので、なにかできそうな感じを思いながら聞いていました。

全体の中でもともと、きずなさんが言われていた、良好な関係にある拠点を維持していく。それが理想とした拠点という事で、地域に理解を深めてもらって、コミュニケーションができるように段階を持っていたと思うが、理想とする拠点という事に対しては、最後自立したに焦点が当たっていて、地元の人と両立までいくのか、自立して終わっている。

もともとの問いに対して最終的に答えられているのか気になって、すっきりしなかった。

だいたい3000台として、どれくらいの金額で、どれくらいの売り上げでどれくらいの経費が掛かるのか、タダで知れた場合と、いくらか負担して仕入れた場合、それがどれくらいの売り上げになって、どれくらい経費が掛かるのか。そういった話し合いはしましたか。

→していません。

実際にやる人はその辺が気になる。本当にそれをして回していけるのか。そういう所を踏まえると、もう少し突っ込んで、考えてもいいかも。お客さんの声、現状どう考えていて、どう思っているのか。どれくらい小売店や組合に販売しているのか。

コンピテンシー発揮して、ネットで調べるだけでなく、二次データを自分の足で収集したとかあれば倍は説得力変わった。それは日々の仕事でも、繋がっていくこと。

相当時間をかけて調べているのがわかるが、仕事でも、差がついてくるのは、最後の一足、誰も知らない情報を、自分たちが足を動かして収集しました、それが入ってくると素晴らしかった。

 

利根さん

おつかれさまでした。

三人それぞれ自信をもって話していていいプレゼンテーションでした。

まずは、「地域に必要な存在になる」という点。交通整理、整備活動を挙げていたが、当事者である、ホームレスのに対しての動機づけ、モチベーションの上げ方が難しいと思った

そのあたりは何かありましたか

→ない

そのあたりが実際にやりだすと、難しいところだろうなと感じた、

実際にそのケアをきずなさんが担うのであれば、きずなさんへのサポートも必要かもしれない。

岡山駅前の自転車は、最近減っていると感じる。減っているという事は、何か減ることについての良いお金のまわり方が出来ている、そういう状態になっているのかな。どこかで誰かがうまくしている仕事を奪うことになるかもしれない。

お金のまわり方がどうなっているのか。シルバー人材センターの方の姿とかよく見るのですが。

どこかで誰かがうまく設けているお仕事を奪うわけにはならない。

最後に1番ポイントだと思った点は、自転車を大学で売る。

ここがプレゼンテーションの軸でもよかったのではないでしょうか。

大学生は、ホームレスの人と生活空間が交わらなかったりするかと思うが、入学時に一番初めに勝った自転車がホームレスの方が修理した自転車だとすると、ふとしたときに「そういえばあの人どうしてるかな」とか、大学4年間乗ってお世話になってたらきずなっていう団体の事をどこかの、何割かの人は掘り下げて知ってくれるかもしれない。きずなさんは、ボランティアの人の受け入れも行っている。大学生の関わるきっかけになるんじゃないか。

それがまわりまわって、あそこの拠点は、ホームレスの人だけでなく、大学生の人もよく来てるよね、となると、地域の人に対しても明るいイメージになるのではないか。

川路先生も話していたように、「自立」に話が持っていかれたという事じゃなく、立ち返った時にはつながる部分があったなと感じた。

→この話もしていたけど、結局、違う方にまとめました。

 

川路先生

ちなみに、地域の拠点、きずなさんに対してうまく理解できていない人は、どれくらいの年齢、地域住民としては、どれくらいの年代の人が多いのか。

逆に若い人は、すんなり入ってきてくれるけど、仮説で言うと昔からいる人50代過ぎの人たちは悪いホームレスのイメージを持たれているとしたら、アプローチとしてはそういう人になる。

そういう人たちに理解してもらえるような提案、自転車をつなげていけたら。もともと住んでいる人により蹴り。

→年代などわからない。とにかく大学生はいけそうと…

ビジネス的には、それが売りやすいと思う。もともとの問題解決のテーマが、きずなさんをどう受け入れているのか。そこに論点を戻さないと。仕事にも出てしまう。自分たちに与えられたテーマがいつの間にか論点がずれている。そういう所が問題解決のステップで考えたときに、そもそも何が問題になってて、どこの人たちの問題を明確にしていくのか少し押さえとかないと、ずれちゃう。

(チームFMイマニシ)

ホームレスの方へどんなイメージを持っていますか。

どうしてホームレスにならざるを得なくなったかを考えると、コミュニケーションがうまく取れなかったり、障害を持っていたりする背景があることがわかった。

ホームレスの方の抱える問題

・コミュニケーション問題

・心の問題

・身分証明の問題

・その他

安楽亭が存続できないかもしれない問題

・存在があまり知られていない

・価値の共感がされない

・活動内容が知られていない

・関心度が低い

・その他(行政の方では、ホームレスの方の統計が少なく取られていることなど)

理想の姿

今回の課題は安楽亭を存続し続けることだと考えていた。

 →これは理想に対しての問題の一つと考えるようになった。

理想の姿は、そもそもホームレスの人が少なくなり、自立していってもらえるための施設と考えている。

ホームレスの人が安心して生活できる。好きな時にお風呂に入ったりする自由。今は約束はされているのかといえば、約束はされていないと感じる。

ホームレスの人にとってもきずなさんにとっても、自立が理想だと感じ、我々のチームでは、「自立」という理想を設定した。

ホームレス人の問題点

①コミュニケーション問題

・親・兄弟・親戚・友人・会社・学校・その他…対人間関係で頭を抱えることが想定される。

解決方法

①機会をつくる(第1ステップ)

・「人」と一緒の空間にいる。(将棋、囲碁など会話の少ないものから)

・「人」と会話をしてみる。

・「人」と何かを一緒にしてみる。

・「人とふれあうことを好きになってもらう」

②能力向上(第2ステップ)

・「コミュニケーション」事態を考えてみる。

・「技」と触れ合ってみる。

・自身と向き合ってみる

・「自分が好きなこと」を通じて学び、目標や夢をイメージし「設定」してもらう。

 目標や夢は誰もが掲げる権利がある。それに向かって行動することは大変な原動力になると思っている。

③実践する(第3ステップ)

「THE BIG ISSUE」

「自転車修理」(ハブチャリ)

「自作物販売」(絵をかいてみたり)

「好きなこと×仕事で「個性」を最大限に生かす」

好きなことや好きな仕事をすることで、個性を活かせる職場、より自分自身をハイレベルに求めたり、向上を求めたりする。

きずなさんの説明

・安楽亭さん

必要なのに価値の共感がされない。ごみ処理場、基地、お墓などと同様。

・世の中には「必要」とは思われているが、心から受け入れられない

解決するために

①切り口を変更する

・「ホームレス支援団体」→「コミュニケーション能力開発支援団体」

・「目的を変更することもなく、活動内容もアピールしやすくなる。」

②社外パートナーを増やす

活動幅が増える

地域全体で取り組むことができる

自分自身、この研修がなければホームレスについて問題を感じていなかった。

このように外部との横のつながりを増やし、取り組みとして「当たり前な存在」「身近な課題」に姿を変える。

③幅広いネットワークをつくる

「THE BIG ISSUE」

「自転車修理」

「自作物販売」

「win/winになること」「ホームレスが夢中になれること」選択肢を増やす。

それぞれの問題を解決したとしても、必ずしもホームレスの方が自立できるとは思っていません。

今より1歩でも前へ。再び進むことにつなげることで、自立できるきっかけになればと思います。

1段でも上へ。

最後になりますが、家がなくても働くことのできるからだ、意欲があれば何度でもチャレンジできる社会になれば今以上にホームレスの方が減ってくるのではないでしょうか。

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コメント

きずな 荒井様

自立支援の相談員として活動している。

そこで、本人さんたちのコミュニケーションの問題はフォーカスされてくる。そこにフォーカスしていただいたので、楽しみに聞かせて頂いた。

結びの言葉にもあった、「失敗してもやり直せる」ところを目指したいと思っている。

ごはんあげて終わりの団体ではないと自負しているので、嬉しかった。

コミュニケーションに特化させようと思ったきっかけは?

→一般的に仕事でもプライベートでも、コミュニケーションは何事にもつながる第一アクションとして重要。そこで一番大事と考えた。

能力向上、コミュニケーションについて考えるとか自身と向き合うのは、意義があると思うが、実際は難しいとことがあると思う。こんな活動だったらという具体的なものはあるか?

→SWでのアカデミーなど参加した経験をもとに、良いなと感じた。

 きずなさんの社外パートナー作るなど、横のつながりを作り、コミュニケーション、能力開発はプロに任せて、ホームレスの方への知識やフォローはきずなさんが担う。

 プロに任せるためにも社外パートナーを増やすことを提案した。

 

利根さん

川路先生の講習を受けて、考えたことは出す、その中で焦点をアピールするというのが、わかりやすく、やり手だなと思い聞いていた。

中間発表でも話していた「ホームレスという言葉なくしたい」ということが、最終発表ではステップアップしていてよかった。

かっこいい写真のスライドを背景に、言葉での説明のボリュームが多かったので、スライドにも言葉があればよかった。

その言葉の中で、「きずなさんから出されたお題をそのままというよりは、僕たちは自立の事を…」という風に言われた、先ほどの川路先生の言葉がありましたが、クライアントさんの要望にどうつながっていくのか、きずなさんのお題を解決するために、つながるところがあったはずと感じた。

「自分たちは、こう考えたんだけども、それは結局、安楽亭という場所だったり、地域に開かれた拠点にこういう風に繋がっていくと思う。」と締めくくれれば良かった。

 

川路先生

パワーポイントでなくて、キーノートで作成。かっこいいですね。ねらった?

→個人的に好きだから使った。

地域と良好な関係、ホームレスの方と具体的にどう結びつけるのか。

そこのつながりがなんだか、自立していく活動はあるけど、周りの人たちに目に見える形で、分かってもらえないと受け入れられないし、受け入れられるためだけに宣伝をしても意味がないし、そこを両立できると一番いいよね、どうするのか。

人と何かをしている、地域の方の理解にもつながり、具体的にどんなことがあるかいえると面白い。

地域の人にメリットがないと受け入れられない。

地域の人の困りごと解決するとか、そういうことが解決できれば面白いのに。例えば草刈とか。年配であったり体が不自由で草刈がうまくできない、そんなニーズがあったとしたら、それを何か一緒にするとしたら、両立できる。

そういうことができたらいいのかな?と聞きながら思った。

 

石原さん

発表の順番もあるかもしれませんが、総合的な感じがした。

「コミュニケーション能力開発支援団体きずな」この名前にするのか?

→この名前というか切り口にできたら。

 建てるのはいいが、どう言う活動をされるんですか。

 ホームレス支援の方ですよね、どんなことをするんですか?

 炊き出しもしますし、夜回りもします。コミュニケーション能力の支援もします。

 へーそういうこともするんですね!となって欲しい。

名前が変わるわけではないんですね。

パートナー増やすとか、コミュニケーション能力開発していくとか良いと思う。実際どういう業種の人とかともっと関わったりとか、出ていったりしていくといいとか話されましたか。

→地域に重きを置きたい。

 自分の場合は、地域と言えば、小さな地域を想像する。駄菓子屋さん、商店など。

 そういうところは、従業員とか少なく、困っていることは絶対あると思う。

 そこで、困っていることをヒアリングし、お困りごとをうまくマッチングできれば。

小規模店舗の困りごとの手助け。大きな計画は、竹本さんに相談してもらえれば。

 

川路先生

例えば、今の小さい商店の困りごとを「実は聞いてきたんです」となっていたらすごい。これは普通の仕事の中でも一緒。どんな空虚のものでも、具体性がなくても、問題意識として、実際自分で足を運んで調べたものが、きずなさんの知らないものだとしたら、すごく価値がある。それができていれば完璧でしたね。

振り返りについて

学習サイクルを回す。

PDCAサイクルとかいろいろな言い方がある。

何か体験をして、振り返る、その中で何かしらの教訓をみつけて、教訓を次の時に活かして、体験をする。

例えばBBQ。いい食材いい場所、しかし、なかなか火がつかない。

教訓をはさむことで、良い学習サイクルを回すことができる。

例えば、バーベキューの火が付かなかった。この場合の教訓をどう生かすか。

「シュミレーションしなかった」「練習しておかなかった」

何の学びがあったのか考えると、学習サイクルがぐるぐる回り、いろんなことに応用できる。起業家の人や、新しい商品、期間を考えられる人は、これをすごい勢いで回すことができる人。教訓構築力は、抽象化、概念と言い換えられる。

20分 チームで振り返りを行う。

 

・チーム:SolutionWorks

・チーム:FMイマニシ

・チーム:メガネ

 

せっかく体験したことを、スルーしてしまってはその時間もったいない。

やったことには意味がある。

今回ホームレス支援について考えるきっかけもない中で考えたことは、それだけでも十分価値がある。ホームレス支援の団体がこんなことをしていると知るだけでは、なんだかもったいない。そこから、結局うまくいかなかった事が多かったと思う。次の自分たちの仕事などでどう活かすのかっていう所を考える習慣を身に付け、実際に仕事のなかでも回してくれたらいいなと。

 

アドバイスカード記入(大きな付箋配布)

①こんなところが印象に残った

②ここが○○さんの強みだ

③今後はここに気を付けたら成長できる

記入したものをシェア。声に出して読み上げ、渡す。

(リーダー宣言の紙 配布)

 

リーダー宣言

この半年間を通じて得た学び(課題解決において大事なこと)

この半年を通じて得た、自分への気づき(今後自分の目指したい姿、将来携わってみたい仕事やテーマ)

そのための課題(この瞬間からできること)

10分で振り返る※最後のワーク

かけた人は30分まで休憩。30分から宣言。

 

1人1分

プレゼンテーション

 

個人賞の投票

チーム賞の表彰

竹本より

これはあるべき姿と課題、最終的にコンピテンシーだけど、

普段は作業とか業務が多い。緊急度低い

本当に実行する人は、あるべき姿への納得度が違う。

そこに対して本当になりたい人、これは強制することはできない。

それを目指すかどうかも自分で決めたらいい。

それを押すも押さないも自分。

全員、まんべんなく成長しているので自信もって。

リーダーになると、人から言われなくなる。

そうなると自分で自分を制御する難しさ。

自分の特性は、受け入れほうがいい

受け入れたほうが前に進めることがあるし、そう意識してもらえたら。

 

荒井さんより

他チームとの差はあまりない

 

 

個人賞

石原さんより

 

今西さん

チームの皆さま、ありがとうございます。

フラッグに掲げていた「③楽しく学ぶ」という所が、今日の今まで出来たなというところは、チームのメンバーに恵まれてたなと、僕だけではもらうことができなかった。

(今度飯でもおごってもらえたら・・・)

ありがとうございます。

 

桂さん

僕がもらえると思っていなかったので、びっくりしています。

この研修を通じて、自分でも少しは変われたかなという所はある。まだまだ足りていない所があるので、研修で学んだことを活かしながら、仕事に取り組めたらなと思います。

ありがとうございます。

石原さん

皆さんお疲れ様でした。

今回のホームレス支援きずなさんのテーマは、そもそもホームレスの方を理解することも難しいなと思いましたし、かつ、拠点の場所、なかなかそういうテーマ難しい中、それぞれ考えてゴールまで行けてよかった。

とは言え、日本は世界3位の経済大国であるにもかかわらず、頼れる人がいないという現実がずっとなくなっていない。より複雑化しているという事を、みなさんに知って頂けたら。考えて頂いていてわかったと思うのですけど、誰もがどこかで何かを掛け違うとそうなるかもしれない。それはホームレスでなくても、会社の仲間や後輩とかに、このままいくとドロップアウトしてしまう人、そういう存在を気にかけることに繋がっていくようになったのでは。

実際としてはチームの中で、そういうドロップアウトしそうな人たちも含めて、面倒を見ていって、チームとして一緒に頑張っていかなきゃいけないという状態。

そういう意味では、今回の解決策は直接役立ちはしないかもしれないが、ある種の人の養成とかいろんなことが重なってなるんだという事を今回考えて頂いたことを仕事に活かして頂けたら。

今回はSDGsの17目標の中の特に「貧困」、きずなさんの問題と向き合った。

テクノロジーの力で支えていこう、相手の問題解決していこう。

一見SDGsは皆さんの仕事に関係はないが、世界的なトレンドの中で、あれが問題だから、テクノロジーもっと発展させようとか、これによって交差することがある。これを機会にアンテナを張って皆さんの仕事にも活かしていただけたら。

 

利根さん

皆さまお疲れ様でした。

自分自身、一参加者の様に、たくさん吸収して盗んで帰っていた部分があった。

自分の普段のリーダーとしての活動で、今回の研修の内容は、ヒントを感じることが多くあった。皆さんも、今かもしれないし将来かもしれないが、そういう時にこの研修の内容を思い出し、資料を見返したりすることになると良いなと思いました。

最後ですが、みなさんの伸びしろがあると感じた部分は、ひげ言葉とか話している時の癖。自分も良くしていきたいと思いました。

また、みなさん時間が守れなかった時間間に合わなかったら、次から守ろうとして、もしできなかったら、また自分できなかった…となるだけなので、できる事を言うようにしてたり、周りのみんなにもできることを口に出してもらうようにしている。何日までにやりましょう!と決めても、「本当にできる?」とか「途中ラインで進捗確認しない?」とか言えることもコンピテンシーだと思う。

最後に、第1クールのテーマ提供の方がすごくいいことを言っていました。どんなプロジェクトも終わったときに、することが大切なのは何でもお祝いをしましょう!と。そのテーマの人たちでも、何人かでもいいし、一人で今日の晩御飯少し贅沢しようとかでもいいので、一つの区切りでお祝いをするのはいいなと思い、みなさんにお伝えしました。

皆さま6か月間お疲れ様でした。

 

川路先生

PDSをいっぱい回しましょう。

ぬるま湯で回すといっぱいできるようになる。みんなが自分の話を聞いてくれるようになる。その時が一番危険。誰もアドバイスしてくれない。そうなったら、城を飛び出してみる。会社を飛び出して、SWとかに来て全然知らない人たちと関わるのもいいかもしれないし、自分で勉強会をしてみるのもいいかも。自分と年齢の違う人たちと交わる。僕も感じていて、例えば、20代の会話についていけなかったりする。チャラい会話でなくて、今の会話。その人に交わる。逆に70代の人とかと学びの場で出会って、学んでみる。

自分の居心地のいい場所を脱して、肩書とか、ネームとかないところで、苦しむ。そしてPDSを回すともっともっと成長する。これは自分でも思っていて、一緒にやっていきたいなと思っています。

 

きずな 荒井さん

有難うございます。本当に嬉しいです。

嬉しいというのは、僕たちの活動について、こういった形であっても、皆さん真剣に考えてくれたという事を感じてとても嬉しい。

最後なのでぶっちゃけて、事前にテーマを知っていましたか。

→当日知りました。

当日、ホームレス支援のと知って、実際どう思った?

→全く知らず、自分たちが考えたことのないものだったので、半年後に形になるか心配だった。

→自分も全く知らなかった。ホームレスの方のことを知れてよかった。

自分たちでも、本当に他の人に知られていない、ニッチな世界と自負して活動している。

その中で、グッドデザイン賞をもらえるような認知をしてもらおうとか、コミュニケーションの力を付けていくことで、地域に認めてもらえるようにしていことか、僕らが普段できていないところを、そして斬新なアイディアをもらえただけで、とても嬉しい。

みなさん、普段の仕事の中で、クライアントから、全然知らなかった領域の全然自分の関心の無かった相談を持ち込んできたりするかもしれない。普段、全然知らなかった問題を半年間、考えてみたということがもしかしたら、研修で言ってたように、自己実現への力だったり、最終的に誰もが住みやすくなる社会の実現につながったら、僕らとしても一番うれしい結果だなと思います。

 

竹本より

最後に一つお願いです。

社会との接点を切らないでもらいたい。

きずなさんとの接点、利根さんだったり、石原さんだったり、NPOの方の活動って僕も実は全然わからない。

僕の目から見て、皆さんが成長したのは能力というよりは人間性に近い部分。

社会を知れたり、地域のことを知れたり、それに対しての取り組み、支援などをする姿は、人間として大きくなっているように見える。社会との接点を持っていると、人としての自己成長も絶対ある。

あえて、必ずこのボランティア絶対してとかそういう意味でなくて、この話を受けて、例えば、石原さんは色んなNPOのこと知ってるな、連絡してみようかな、FBの友達申請!とかそういう風な機会を作る、そんなことでもいいかもしれません。そんな機会を作らないと、対局は受け身。いい悪いはわからないですが。

僕の一番初めの会社の社是として、「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」という言葉があり、今でもそれを思っている。

仕事の中でも、社会との接点の中でも、正解はないけど、こういう風な話で、実際に安楽亭さんに見に行ってみる、支援してみるとかもいいかもしれない。仕事の中だけでなく、社会としてもキーワードとしてみる。それは皆さんに必ずプラスになる。これはみなさんよりも年取った僕からの小言と思って聞いてもらえればと思っております。

みなさま、6か月間お疲れ様でした。

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