Topics

【竹本塾No.25】社員が成長できる職場にするためには

2019.10.23

コラム

組織と社員は何のために存在しているのか

「組織と社員は何のために存在しているのか」。少し大きな話に聞こえるかもしれませんが、組織全体のモチベーションにおいて、社員はどんな存在なのかという自覚は非常に重要です。例えば、職場が会社存続のために過酷なノルマを課し、それをがむしゃらに遂行することが仕事という場になっていれば、社員に「やる気を出せ」というのはどうしても無理があります。

1023.jpg

社員にとって最も重要なのは「人としての成長」

社員にとって最も重要なのは「人としての成長」です。生きるためだけに仕事をしていてもモチベーション要因にならず、働くことにワクワクすることはありません。人は仕事を通しての成長を実感した時、最もやりがいを感じるものなのです。業績が伸びている会社に共通していえることは、個人の成長支援を組織全体で取り組んでいるということです。その実現のためには「あんな人になりたい」という社内でのロールモデル(目標となる人)をつくる事が重要です。

社員が職場において何のために存在しているのかという自覚を促すことが重要

そういったロールモデルとなる人が中堅社員、管理職にいれば、若年層のビジネスパーソンはその人を模範として、個人の成長にどん欲に取り組んでいけます。そういったロールモデルとなるリーダーこそ、管理職に登用するべきです。さらに個人の成長支援を実現するために、中長期的な視点で社員と一緒になりキャリアビジョンを制度化している会社も数多くあります。多くの組織は、単年度目標を中心に活動していますが、目先のことだけを考えて仕事をしていると余裕がない状態に陥ります。そこで、仕事を通じて中長期的視点で何にチャレンジしていきたいのか、どういったスキルを身に着けたいのかなどを上司との面談で話し合います。こういった取り組みを行うことで社員が職場において何のために存在しているのかという自覚を促すことにつながります。

職場で取り組んでいる個人の成長支援方法を知り、成果を出せる組織体制づくりにする

より主体的で自律したメンバーを職場で育成するためにも、今の職場が個人の成長支援をどういった方法で行っているのか、目標、登用、制度、教育はどうなっているのかを振り返り、成果を出せる組織体制づくりに取り組んでもらいたいと思います。