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【竹本塾 No.9 】目標を実現する組織へ

2018.11.01

コラム

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最近、企業からの中期経営計画策定の依頼を受けることが増えてきました。作成するポイントはいくつかありますが、今回は、実際にどうすれば計画を実現できる組織に仕立てられるかにポイントを絞ってみました。

 

まずプロジェクトメンバーの選定ですが、社長や経営層のみでは駄目です。社長、経営層が委員長を務め、各部門の代表が委員として参加し、社員の総意を反映するようにしましょう。

ステップ2は、経営理念の明示です。経営計画は、経営理念から始まります。何のために企業経営をしているのか、企業の存在目的を明確にすること。経営理念は企業の価値観であり、企業経営の行動指針となります。

ステップ3は、ビジョンの作成です。会社を将来どのような企業にするのかを考え、「○年後、株式公開」「地域ナンバーワン」など経営者の思いを反映させます。実現するために、いつまでには達成するなど必ず日付を入れましょう。

その後、外部環境、内部環境の分析、経営目標の設定、部門別計画の作成などの過程を経て、最終的なKPI(重要目標達成指標)を決めます。KPIとは、目標に向かって日々業務を進めていくにあたり、「何を持って進ちょくとするのか」を定義するために設定される尺度で、現況を示すさまざまな指標の中から、進ちょくが分かるのにもっとも適しているものを選択します。KPIは継続的にモニタリングし、向上のために日々の活動を改善することが重要です。

これが中期経営計画作成の一連の流れですが、実際にこの中期経営計画実行において重要なのは、「プロジェクトメンバーである社員」です。社員がこの取り組みに、価値を感じる、責任感、使命感を感じるなどの「動く理由」を明確に持たなければ、彼らの下にいる部下に中期経営計画の意図が伝わりません。

 

ではどうすれば、プロジェクトメンバーが「動く理由」を明確に持つ組織に変容するのか。それは動けない理由があることを理解することです。簡単なようですが、できている会社は少ないように思います。多くの企業が計画の作成が目的になり、実現可能なものになっていません。作成過程で、どうやったら社員が前向きに取り組むかを設計し、運用できれば、計画を実現できる組織に変容することができると思います。

 

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