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【従業員側の「テレワーク」によるメリット】

2020.05.13

お知らせ

総務省が発表した「令和元年版情報通信白書」によると、テレワークの導入企業は「19.1%」だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて導入企業は大幅に増加する結果となった。今回の調査でテレワークを行っていると回答した企業は全体のうち31.1%。「以前から行っている」と答えた32.9%と合わせると、64.0%がテレワークを実施しており、1年ほどで3倍以上増加した。

 ただ、新型コロナウイルスの影響を受けて突発的に実施している企業も多いのか、テレワークを「通常出勤時」と比較して、「業務効率が向上したと感じている」と回答した企業は34.2%にとどまった。「感じていない」と答えた企業は20.4%。最も多い回答は「どちらともいえない」(45.4%)という結果になった。

 ここ最近は、効率性の向上もそうだが、新型コロナウイルスの感染拡大を避けるという目的でテレワークを実施する企業も多い。こうした場合には、「全社一斉で、全ての業務をテレワーク」など、硬直的な導入もやむを得ないこともある。

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テレワークとは

テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用した時間や場所にとらわれない柔軟な働き方のことである。総務省が推進する働き方改革のもと、労働人口減少への対策や、労働生産性の向上を目的にテレワークは導入されてきている。

企業がテレワークを導入した場合には、主に以下の3つのメリットが考えられる。

 

1.自由な時間が増える

2.仕事に集中できる

3.ストレスが減る

1.自由な時間が増える

通勤時間にあてていた時間が有効活用できる。例えば、通勤が不要になったり、通勤距離が短縮されたり、会社への通勤日が少なくなったりするため、その時間を自由に使うことが可能。特に都市部では混雑から通勤に時間がかかることが多く、通勤日のワーク・ライフ・バランスの調整が難しい状況がある。
テレワークの導入によって、1日の中での拘束時間が少しでも減ることで、子育てや介護との両立ができるようになったり、ボランティア活動などを通して社会参加を行ったり、語学教室などのスキルアップに利用したりすることも可能。プライベートな時間が増えることで仕事への好影響も期待。

2.仕事に集中できる

テレワークによって、仕事に集中できるようになるという声も多い。
働く環境を自由に選べるため、視線や騒音・雑音など周囲を気にせずに作業することが可能。
また、オフィスであれば基本的に突然の来客や電話、ミーティングや雑用の依頼が入ることは少なくないが、テレワークであれば基本的に自分が任された仕事のほかに突発業務が入ることもない。安心して目の前の仕事だけに没頭することができることは、デザイン業などの特に集中力が必要な仕事では非常に大きなメリットである。

3.ストレスが減る

通勤時間帯の電車やバスがいつも満員だったり、また遠方から朝早く通勤しなければならなかったりするのは従業員にとって大きなストレス要因である。
これらによってストレスだけでなく、肉体的にも疲れることは避けられず、勤務時間のパフォーマンスを落とす原因にもなります。出勤や職場環境におけるストレスや負担を緩和できることはテレワークの大きなメリット。
時間に余裕ができることで気持ちにも余裕が生まれ、仕事の質の向上や上司や同僚とのコミュニケーションの活性化も期待できる。心身に余裕ができてストレスが軽減されることで、心の病の予防にも効果的。

働き方改革のひとつとして推奨され、多くの企業に導入されたテレワーク制度は、コロナ感染防止策として関心が高まり、利用者が大幅に増えたことが分かった。実際利用した人達の大多数が利便性を感じており、今後も継続的に利用したいと前向きな結果となったが、利用に関しては人と会わないことで生じるデメリットや、自由な環境だからこその課題も多く残ります。それらの課題を解決する商品やサービスが、今後の働き方改革の取り組みとともに求められてくるだろう。