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CLIENT ピープルソフトウェア株式会社 様

【2025年6月研修事例】ピープルソフトウェア様「新入社員研修・若手社員研修」

この度は、2021年から続いておりますピープルソフトウェア株式会社様の「新入社員研修」および「若手社員研修」について取材させていただきました。インタビューでは、経営推進部総務課の竹澤様(写真中央)と吉田様(写真右)にお話を伺いました。

SWITCH WORKSご提供の研修プログラム

〇日付:2025年6月6日(金)

  • 新入社員研修 9:00~12:00(3H)
  • 若手社員研修 13:00~17:00(4H)

 

〇インタビュー日:2025年6月25日(水)

事業内容

受託ソフトウェア開発
自社SaaS製品・パッケージ製品の開発
提供・販売等

[ 設立年月日 ]
1982年 12月

[ 資本金 ]
4,800万円

[ 代表者 ]
代表取締役社長 横道 彰

社員数

150名(2024年9月時点) ※役員を含めず

公式サイトURL

https://pscsrv.co.jp/

研修プログラム

01 研修の導入背景

“2050ビジョン”達成のために、早期から若手のチーム意識向上を求めて

ピープルソフトウェアでは「自分ゴトで考える」「横軸の推進」「外に目を向ける」をスローガンに、社員一人ひとりが自律的に活動できるようになるための取り組み「PX(ピープル・トランスフォーメーション)」という社内改革を進めています。
今後、会社の中核を担っていくのは今の若い世代です。若い世代が活躍できるような組織の地盤を築きつつ、社員みんなが自走できる力を一緒に協力しながら醸成できるように進めています。

また弊社では、コロナ禍に入ってから「2050ビジョン」を立て、変化の激しい時代の中でも30年後の会社のありたい姿をしっかり見据えられるように、人と組織を現時点から育成できるように進めています。
この育成もPXに基づき、「環境が変化してもアップデートできる人」を目指す人材像として育成を行っています。そのため社員採用においても、情報系の分野に関する経験のみを見るのではなく、未経験者を採用することも多いです。このような人材は、大きな成長性を持っていると考えていますが、同時に前提条件として会社側がしっかりと育成することが必須と考えています。

この度のSWITCH WORKS様への研修依頼も、このPXの推進を目的として、新入社員を含めた若手層全体に「自分ゴトで考える」「組織で協力して働く」という意識を高めることを重要項目としてご相談しました。

02 実施したい研修イメージ

ピープルソフトウェアでは、2021年から4年間SWITCH WORKS様に、午前に対面での新入社員研修、午後に1~5年目までの若手社員たちが交流しながら学ぶオンライン研修の実施をお願いしてきました。
今年度はさらに、「組織として働く意識」を若手社員たちに身に着けてもらいたいと考えています。そのため、この度の研修依頼では、以下の3点を学ぶように期待しました。

①自ら考えて学んで行動し、主体的に目標を立てて目指すことのできる自律的な社員の育成
②「自分一人でやらねば」ではなく「みんなでやらねば」の意識で、組織志向な風土の醸成
③年齢や部署などのさまざまな垣根を越えて、コミュニケーションを取って協働できる環境の形成

新人にとっては、若手社員全体で交流しながら学習することで、翌週から始まる配属の前に先輩たちと仲良くなって、安心できる雰囲気づくりや働くイメージの準備ができればと考えています。
また先輩社員たちにとっても、他の社員から新しい刺激を受けたり、毎年参加する中で自分の後輩が徐々に増える実感を持つことで、自分の立ち位置を再確認させながら改めて良い意識を形成したいと考えております。

03 弊社で設計しました研修の概要

研修実施は例年通り、午前中は新入社員のみ、午後からは若手社員たち全体での集合型研修となっております。
今回は初めてすべての研修を対面で実施できるため、チームで協力して手を動かす形のワークを多く取り入れました。

今年度の研修内容は、「組織力」や「組織全体の視点」といった要素をキーワードに、社会人基礎力を軸として学習を深められるように設計しております。

04 研修当日の様子

午前中は、ピープルソフトウェア様のオフィスの一角をお借りしまして、新入社員7名に研修を実施しました。(1名オンライン参加)
入社して2ヶ月が経つ6月時点までの振り返りを行い、学んだことや成長できたことを再確認した上で、社会人として大切な意識や考え方、行動について学習を行いました。
新入社員たちもすでに仲良くなっており、和気あいあいとしながらも3時間集中して学習に取り組んでおりました。
※上記、2点写真

午後からは、場所を移動して33名が一堂に集まり「若手社員研修」を受講しました。
久しぶりに顔を合わせる方々も多く、先輩後輩の垣根を越えて交流し、活発に意見を交換しながら学習に取り組んでおりました。
会社・事業づくりや発表会、レゴブロックによる理想イメージ作成などを取り組む中で、笑顔を見せる社員の方も非常に多く見られました。
※下記、ギャラリー写真

05 研修後のアンケート結果

受講者の声:自由記述
■ 今まで企業理念について深く意識したことがなかったですが、実際に会社設立ワークの中で企業理念を軸に行動や考えを決めていった過程で、組織としてまとまり動くための重要な要素であったことがわかりました。

■ チームワークで連携することの難しさ、 大切さを学ばせていただきました。 他の方に発言を促したり、自分の発言の量の塩梅が難しく、業務においても他者との綿密な連携が必要であることを感じました。

■ 作業していると個人での業務が多くなり、同じ案件メンバーが何をしているか把握できてないことが増えがちです。 私も後輩をフォローする立場になりましたが、中々自分の作業にばかり気を取られがちです。本日の研修を経て、自身のステップアップをするためにも周りの様子を見つつ作業しなければと、再度気を引き締める思いになりました。

■ 仕事に対する心がけとして、自身の抱えるタスクだけに目を向けるのではなく、組織全体として自分の与えられた役割が他の人達の仕事にどう繋がるのか、どう貢献できるのか、といった視野で取り組もうと思う。

■ 普段リモートで作業することが多く、どうしても個人プレーになってしまいそうになることがあるが、自分の担当している業務は何のためにやっているのか、自社はどういったことが強みなのかを時々考えながら業務をするように心がけていこうと思った。 その中で、自分の担当タスクだけでなく、チームの中での自分の役割を考えながら、よりよいものが作れるように立ち回りを考えていこうと思った。

06 ご担当者様の実施後の声

一番に感じたことは、まんべんなく参加者が発言していた点が良かったです。
チームビルディングをゼロから体験してもらうために、あえて普段関わりの少ない人同士でグルーピングし、年次に関係なくみんなが積極的に意見を出していて、良い空気が形成されていたと思います。特に、普段は黙々と業務する人が前に出て発言するなど、苦手な行動や役割を率先して行う姿も垣間見えることもあり、さまざまな差がある状態からフラットな目線へと戻って話し合いができていました。

コロナ禍以降は、業務の関係上どうしても「個で動く」状態となっていましたが、しっかりと「組織で動く」という空気の形成が進んできたように感じます。特に今回についてはリアルでの開催だったこともあり、コミュニケーションが大きく促進されたと実感しました。

07 今後の展望

今後もピープルソフトウェアではPXを軸として、若手層の育成を継続していきます。
それと同時に、2021年から開始したこの「若手社員研修」について、当時の新入社員だった5年目は最後の参加となります。

今後は、本研修を卒業する5年目たちが次世代のリーダーとなっていけるように、早く、そして丁寧に育成できるよう計画を進めています。弊社にとってリーダーとは、ただ「開発が上手にできる・管理がよくできる人材」ではなく、「変化に適応しながら、様々な人を巻きこみ影響を与えられる人」です。もっとシンプルにすると「経営ができる人材」だと考えています。

若手からベテランまでが、事業や働き方について自分ゴトで考えながら協力し合い、2050年以降も「働きたくなる会社」としてあり続けられるように、今後も取り組んでいきたいと思います。

ピープルソフトウェア様 WEBサイト

Corporate Information 企業情報

会社名 ピープルソフトウェア株式会社
所在地 【本社】〒710-0055 岡山県倉敷市阿知1-15-3 倉敷ビジネススクエア 4階
【東京】〒105-0003 東京都港区西新橋1-1-1 10F WeWork 日比谷 FORT TOWER
【大阪】〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原4-2-10 H¹O新大阪
役員 代表取締役社長  横道 彰
常務取締役    池田 貴浩
常務取締役    川﨑 雅規
監査役(非常勤) 城井田 敏弘
TEL 086-426-5930 (代)
設立 1982(昭和57)年12月
資本金 4,800万円
従業員 150名(2024年9月時点)
※役員を含めず
売上 令和06年07月期 18億2,375万円
令和05年07月期 16億5,677万円
令和04年07月期 15億5,090万円
令和03年07月期 16億5,348万円
令和02年07月期 17億5,643万円
事業内容 受託ソフトウェア開発、自社SaaS製品・パッケージ製品の開発、提供・販売等
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