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中小企業の内定者は、誰を見て入社先への納得や決意をするのか?【新米人事の備忘録 vol.13/ 内定者フォロー③】
2025.08.20
- 新米人事の備忘録
- 竹本塾・竹本図書館
内定者フォローで大切なこと③
入社意思を固めるには「誰からの情報」が重要!
社風の印象と内々定者フォローのポイント
前回の記事では、内々定者に安心感を与えるために『助け合う社風・雰囲気の見える化』の重要性についてお伝えしました。
今回はさらに踏み込んで、入社の意思を固めるために「どの人からの情報が特に影響を与えるのか」に注目して解説します。
👉 前回記事のURLはこちら:
■ 人事担当者の印象は重要だが社風全体の一部にすぎない
会社の雰囲気は、そこで働く上司や先輩などの社員たちが作り出しています。
内々定者は、将来一緒に働く人たちの様子や空気感から、その会社の社風を感じ取っているのです。
学生にとって人事担当者は最初の窓口であり、その人柄や雰囲気は大きな影響を与えます。
しかし人事担当者の印象はあくまで個人のものであり、会社の社風を理解するには複数の社員の様子を総合的に感じ取る必要があります。
では、内々定者にとって、社風を最も強く感じさせるのは誰なのでしょうか。
■ 「誰の印象」が入社の決め手になるのか?
マイナビの「2025年卒内定者意識調査」によると、
入社に納得している人は、社長や役員、面接官といった“会社を代表する社員”の印象を重視していました。
一方、納得していない人は、OB・OGやリクルーターなど“学生に近い立場の社員”の印象を重視していたという結果でした。

図1:入社を決めたポイント「社員・内定者の印象」
■ 中小企業では社長や役員の印象がより重要
さらに上記を従業員規模別で調査した結果もあります。
その結果、従業員規模別の調査では、中小企業の内定者は特に社長や役員の印象を重視して入社先を選ぶ傾向が高いことがわかりました。

図2:入社予定先企業を選択した際のポイント・2つ選択【人物】
この結果から、中小企業においては社長や役員といった会社の顔となる人が内々定者に関わることが特に重要です。
人事担当者はこれらの影響力の大きい立場の社員と連携し、良い印象を伝え、会社のメッセージを効果的に届けることが求められます。
■ 次回の記事では——
次回は、中小企業が特に内定者に伝えるべき「仕事面のアピールポイント」についてお話しします。
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