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【OJT教育の落とし穴②】教える人の「伝える力」はちゃんと高めていますか?【新米人事の備忘録vol.10】
2025.04.02
- 人事向けコラム

●伝えることの難しさは甘く見られやすい
よく寄せられる悩みに、
「説明したのに全然理解してなかった…」「これ前にも教えたよな…?」「何度も同じことを言わせるな!」といった言葉があります。
日本は世界的に見ても特にプレイング・マネジャー(部下の指導やチームの運営を行うと同時に、自らもプレイヤーとして実務をこなす管理職)の割合が多く、
管理職を含む現場の上司・先輩は、部下のOJTについても細かいところまで懇切丁寧に教える余裕がない場合が多いです。
そこで求められることは、「短時間でも的確に相手に伝える技術」です。
しかし、それは本当に簡単に実行可能なことでしょうか。

●本当に「正しく伝わっている」と思いますか?
今から一つ、簡単な指示を出します。
紙とペンがあれば、すぐに出来る内容です。
「円(丸)を描いてください。そして、その円の上に一本の真っ直ぐな線を引いてください。」
あなたは、どのように描きましたか?
小学生でもすぐできる指示ですが、これは実際の研修でも行われるワークです。
実際に研修のワークでは、どのような結果になるのでしょうか。下記に掲載いたします。

研修のワークでは、主にこの4パターンがバラバラに表れます。
グループワークで他の人と見せ合った際に、お互いの差にびっくりされる方も多いです。
なぜ、このような差が生まれるのでしょうか?
それは伝える側が、伝えたつもりにはなっているが、必要な情報が足りていないために発生しているのです。
●「伝わる」と「伝える」のちがい
OJT教育が上手くいかない理由の一つに、
教育者側のゴールラインの認識が「伝わる」ではなく「伝える」で終わっている問題があります。
「伝わる」と「伝える」のちがいとは何でしょうか?
「伝わる」と「伝える」のちがいは、視点に差があります。
「伝わる」とは、相手の目線に立った判断です。
自分が伝えた内容が相手にしっかりと届き、正しく理解されることがゴールです。
そして、このゴールに到達するまでが、教える側の責任だと考えます。
「伝える」とは、自分目線の行為です。
あくまで自分が相手に伝えるという行動自体がゴールです。
その先の「届いているか・理解しているか」は相手の責任だと考えます。
この視点に差が、教える能力の差へと直結してきます。
「伝わる」を意識する人は、相手のことを考えて工夫して伝えるため、能力も上達していきます。
しかし「伝える」止まりの人は、理解できないのは相手の責任と認識して、
伝える能力も高まらないため、今後も同じトラブルが再生産され続けます。

●伝える力を高めるには?
それでは、「伝える力」を高めさせるにはどうすれば良いのでしょうか?
第一のステップは、上記のように「他人に正しく伝えることは、思ったより難しいことだ」と気づかせる機会が必要になります。
その次に、具体的にどのような点に気を付けて伝えることが重要なのか、方法を学ぶことが必要となります。
この方法はさまざまな解説や説明がされているため、本記事では深く取り上げませんが、
1つだけ挙げるならば、OJTで教える内容の「5W1H」を整理しながら伝えることです。
自分自身、何か伝える際に押さえられているのか確認してみてください。

「伝え方・教え方」を教えることの難しい点は、「伝える・教えること」自体への深い理解が必要ということです。

弊社SWITCH WORKSでは岡山の多くの企業様に対して、企業内研修や異業種交流型研修(SWITCH WORKS ACADEMY)など、
さまざまなご支援をさせていただいております。
もし何かお困り事がございましたら、ご気軽にご相談くださいませ。
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