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大卒採用の罠【コミュニティラポール:小林の採用手帳,vol1】
2023.03.14
- ラポール小林の採用手帳
- 竹本塾・竹本図書館
はじめまして、コミュニティラポールの小林です!
私たちは、岡山を中心に大学生の新卒採用に関わる、
〇イベント企画
〇インターンシップ設計
〇学生紹介
〇採用全般におけるコンサルティングを、行っております。
就活相談での学生面談数は年間1000回を超えており、現在の学生が何を考えているか身近に把握していることが私たちの強みです。
近年の採用動向の変化とは?
新卒採用に携わっている中で、経営者、採用担当者が本当に悩んでいることを実感しています。
特に地方における中小企業では、採用業務のみを行なっているケースは少なく、他の業務と並行しながら採用活動を行なっている担当者がほとんどではないでしょうか?
そのような事情の中で採用動向も、目まぐるしく変化しております。
現代の就職活動の実情は、求人サイトに掲載し合同説明会に参加すれば、学生と接点を持つための母集団形成をすればよかった「マス・リクルーティング時代」から変わってしまっています。採用通知を出しても内定辞退が頻発し、合同説明会への参加人数も年々減少傾向です。さらに採用活動が早期化・長期化する現在では、学生との関わり方が重要視されており、いよいよ採用業務が片手間でできなくなっています。
そこで弊社は、「限られた時間とリソースの中で、なんとか採用成功につなげたい。」という経営者の方や採用担当者の方にとって、少しでも解決の糸口につながり、学生目線での気づきが得られる機会にしたいと考えております。
大卒採用の罠とは?
大卒採用を進めるにあたってまず考えるべきことは、何のために大卒採用をする必要があるのか?という目的を整理することです。
人的確保の面もありますが、採用の位置付けにおいて最も重要なのは、企業のビジョンを実現するための経営戦略として捉えることが大切です。
「就職白書2022」によると、22卒学生の採用活動においては「採用が充足している」と答えている企業が52%と、約半数の企業に留まっております。つまり大卒採用においても、思ったように人数確保ができていないというのが現状です。
そうなると、より一層人数確保の面が強くなりがちですが、ミスマッチな人材を採用してしまうと早期離職にもつながります。
21卒の学生で「準備も全然していないのになぜか内定をもらえた」と本人もよく採用理由がわからないまま、1社目に内定をもらえたという理由で就職先を決めた学生がいました。残念なことにその学生は入社後1ヶ月でギャップを感じて退職しています。話を聞くと「同期も1名辞めた」と言っており、採用担当者の気持ちになると背筋が凍る気持ちになったのを覚えております。
採用人数を達成することがゴールではないことは重々承知の上だとは思いますが、現場からのプレッシャーや採用計画達成を考えると目先の数字がゴールになってしまうこともあるかと思います。
しかしながら、今後の育成や現場を考えるとミスマッチのない人材を獲得していくことが重要です。「何のために大卒採用をするのか」「大卒採用でなければいけないのか」を考えるとともに、適正な人数を改めて見直してみる機会を作ることも大切だと考えます。
人材採用にお悩みのある方やご興味のある方は、一度お気軽に弊社コミュニティラポールのHPを訪れてみてください。
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