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インターンシップの罠【コミュニティラポール:小林の採用手帳,vol2】

2023.03.28

  • ラポール小林の採用手帳
  • 竹本塾・竹本図書館

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インターンシップは本当に必要なのか?

 

今回は「インターンシップを実施する必要があるのか?」という件について考察します。

 

2022年5月に採用担当者へ、23卒採用の状況について聞いてみたところ「23卒の採用活動もまだ終わっていないけど、そろそろ24卒学生の採用についても考えていかないと。」という返答が返ってきました。「年中採用活動を行なって、休む暇がないですね。」なんて冗談を交えながら話をしていましたが、あながち冗談でもなく、採用活動が早期化・長期化しているのが現状かと思います。

 

 

就職未来研究所が調査した「2022年6月12日時点内定状況」によると就職内定率は76.5%と早い時期での内定率が年々上昇しています。

今までは3月1日が就職解禁日というイメージが強かったですが、23卒学生においては3月1日時点で22.6%の学生が内定を取得しているという状況からみて分かる通り、就職活動の早期化がトレンドになっています。

 

特に、早期に活動している学生の特徴としては、 “就職への意識が高い優秀層というイメージ”があることから、「とりあえず夏時期から動き出さなくては」と学生全体で意識の変化も生まれてきているのを肌身で感じます。

 

 

 

 

インターンシップの罠とは?

 

学生といかに接点をもつか、ということから夏季インターンシップを組む企業も増えてきました。

 

しかし、本来のインターンシップとはかけ離れ、いかに学生と接点をもつ場にしていくかが重要視されたコンテンツになってきたことから、「仕事(職場)体験」と呼ばれるようになっております。多くの企業が早期に学生と接点を持つために、夏季時期からインターンシップや仕事体験を実施されていることでしょう。

 

 

しかし、「インターンシップを実施しても、そこから内定承諾してもらえない」という悩みをよく聞きます。よくある要因としては「会社説明会と中身が変わらない」「実施後の学生接点機会を設けていない」という点が挙げられます。

 

インターンシップを母集団形成として捉えて施策を検討されているケースが少なくありません。

その結果、内定承諾率が低く長期化してしまうリスクも十分に考えられます。必ずインターンシップを設定しなければならないと言うわけでもありません。限られたリソースの中で、なぜインターンシップを実施する必要があるのか?改めて考え直す機会を作ってみてください。

 

 

 

人材採用にお悩みのある方やご興味のある方は、一度お気軽に弊社コミュニティラポールのHPを訪れてみてください。

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